外壁のひび割れを放置すると危険?大和市の住宅で多いケース

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ふと家の外壁を見たときに、細かなひび割れを見つけて不安になったことはないでしょうか。「これくらいなら大丈夫」と見過ごしてしまいがちですが、ひび割れは住まいが出している大切なサインです。
ただ、すべてのひび割れがすぐに雨漏りに直結するわけではありません。今回のお役立ちコラムでは、大和市の住宅でよく見られるひび割れのケースをもとに、放置しても良いものとすぐに対処すべき危険なひびの見極め方をプロの線引きでお話ししていきます。
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そのひび割れ、緊急度は?プロが教える修理の目安

外壁のひび割れ(クラック)は、大きく分けて2つの段階があります。ご自宅のひびがどちらに当てはまるか、まずは観察してみてください。
1.様子を見ても良い「ヘアクラック」
髪の毛ほどの細さ(幅0.3ミリ以下)のひびはヘアクラックと呼ばれます。これは塗膜の表面だけが乾燥や経年劣化で割れている状態です。すぐに構造に影響が出ることは稀ですが、放置すればひびが広がり、そこから水が浸入する原因になります。次回の塗り替え時の補修で十分間に合うケースが多いですが、定期的な観察は欠かせません。
2.早急な対応が必要な「構造クラック」
ひびの幅が0.3ミリを超え、深さがあるものは注意が必要です。これは外壁材そのものが割れている可能性が高く、雨水が壁の内部へ浸入して柱や土台を腐らせる「雨漏り」の直接的な原因になります。とくに、横方向に走るひびは雨水を受け止めやすく、内部への浸入スピードが速いため、早急な専門家の診断が推奨されます。
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大和市の住宅に多い「外壁材別」のひび割れ傾向

大和市には、昔ながらの落ち着いた雰囲気のモルタル外壁の住宅と、近年増えている意匠性の高いサイディング外壁の住宅が混在しています。それぞれでひび割れの出方が異なるため、ご自身の家の種類に合わせてチェックしてみてください。
モルタル外壁の場合
モルタルは砂とセメントを混ぜて職人が塗り上げる壁ですが、乾燥収縮によってひびが入りやすい性質を持っています。窓のサッシの角から斜めに伸びる「開口部クラック」は、モルタル壁によく見られる現象です。これは窓の開閉による振動や、建物の微細な揺れが角に集中するためにおこります。大和市の主要道路沿いなどで、大型車の振動を受けやすい立地のモルタル住宅にはとくに多く見られる傾向があります。
サイディング外壁の場合
現在の主流であるサイディングボード自体のひび割れは、ボードが水分を吸収して反り返り、限界を超えたときにおこります。また、ボードとボードの間の「目地(シーリング)」のひび割れも無視できません。シーリングが劣化して隙間ができると、ボードの断面から水が吸い込まれ、最終的にボードそのものがバリバリと割れてしまう二次被害を招きます。
大和市の環境が「ひび割れ」を加速させる理由
大和市にお住まいの皆様からご相談を受ける中で、この地域特有の原因が見えてくることがあります。一つは、先述した「大型車両による振動」の影響です。大和市は国道246号や467号といった主要幹線道路が通り、大型車の通行が頻繁です。
道路沿いや線路近くの住宅では、微細な振動が絶えず建物に伝わっています。この積み重ねが外壁に負荷を与え、新築からそれほど経っていなくてもひび割れを誘発することがあります。
もう一つは、「激しい寒暖差」です。大和市は夏の日差しが強く、冬は冷え込みが厳しい地域です。外壁材は熱で膨張し、寒さで収縮を繰り返します。この動きが限界を超えたときに、窓の四隅など負荷がかかりやすい場所にひびが発生します。
さらに、大和市内でも緑の多いエリアや川に近い場所では、湿気による苔やカビの繁殖がひび割れを助長することがあるのです。苔がひびの隙間に根を張ることで、さらにひびを押し広げてしまいます。
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ひび割れを放置した先に待っているリスク

「まだ雨漏りしていないから」と放置を続けると、結果として多額の補修費用がかかることになります。内部に浸入した水は、断熱材を湿らせてシロアリを呼び寄せる原因になるのです。
また、鉄筋コンクリートやモルタル壁の場合、内部の鉄筋がサビて膨張し、内側から壁を破壊する「爆裂」という現象をおこすこともあります。こうなると、単なる「塗り替え」だけでは済まず、壁の張り替えや構造体の補強が必要になり、工事費は跳ね上がってしまいます。
補修のタイミングと「その場しのぎ」の危険性
ひび割れを見つけた際、ホームセンターなどで購入したシーリング材で自ら補修をおこなう方がいらっしゃいます。ですが、適切な下地処理をせず、ひびの上からシリコンを塗るだけの補修はおすすめできません。
あとからプロが塗装をおこなう際に、市販のシリコンが原因で塗料が弾かれ、かえって補修の手間と費用が増えてしまうケースがあるからです。また、表面を塞いだだけで内部の腐食が進んでいることに気づかず、問題を先送りにしてしまうリスクもあります。
プロの補修では、ひびをあえて少し広げてから奥まで補修材を充填する「Vカット・Uカット」といった専門的な手法をおこないます。これにより、単に表面を埋めるだけではない、長持ちする補修が可能になるのです。
住宅密集地だからこそ必要な「補修時の配慮」
大和市の中心部などの住宅密集地では、ひび割れ補修をおこなう際、隣家との距離が非常に近いケースが少なくありません。たとえば、ひび割れを削る作業(Vカットなど)をおこなう際には、どうしても粉塵や騒音が発生します。
適切な養生をおこなわず、近隣への配慮を怠ったまま作業を進めてしまうと、思わぬトラブルに発展することもあります。また、足場を組んでひび割れ補修をおこなうこのタイミングで、同時にチェックしておきたいのが「破風板(はふいた)」や「軒天(のきてん)」の劣化状況です。
外壁にひびが出るほどの年月が経っている場合、こうした付帯部も傷んでいることがほとんどです。まとめて点検・補修をおこなうことで将来的な足場費用を抑え、家全体の寿命を延ばすことに繋がります。
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FAQ|大和市の外壁ひび割れ補修についてよくある質問

外壁のひび割れは「全部すぐ工事」でも「全部放置」でもありません。幅・深さ・場所・外壁材の種類で緊急度は変わります。ここでは、大和市の住宅で実際に多いケースを前提に、判断基準と確認手順を具体化します。
Q.幅0.3mm未満のヘアクラックなら本当に放置で大丈夫?
A.結論として、緊急性は低いが“経過観察は必須”です。幅0.3mm未満は塗膜の乾燥収縮による表層クラックの可能性が高く、直ちに構造体へ影響する確率は低いとされます。
ただし確認すべきは
- ①クラック本数の増加
- ②クラックの位置(窓角・バルコニー下・南面)
- ③クラック周辺の苔や汚れの付着
です。南面に集中し増加傾向がある場合は劣化加速のサインです。爪が引っかからないか、雨後に水が筋状に残らないかもチェックしましょう。
次回塗装時の補修で間に合うケースが多いものの、写真で年1回記録を残すと進行の有無を客観視できます。
Q.横に走るひびは特に危険と聞きました。本当?
A.はい、横方向の構造クラックは雨水を受け止めやすく、浸入リスクが高い傾向があります。
幅0.3mm超、ハガキの角が入る(約1mm前後)レベルなら早期対応が妥当です。特にモルタル外壁で開口部から斜めに伸びるひびや、サイディングのボード端部に沿う割れは要注意です。
放置すると断熱材の湿潤、木部腐食、金属部の発錆を招き、塗装だけでは済まない可能性があります。判断の要点は「幅・深さ・連続距離」。VカットやUカットで奥まで補修する前提の見積か、単なる充填かを確認してください。
Q.市販のシーリング材で自分で塞ぐのはダメですか?
A.結論として、応急処置にはなりますが恒久対策には不十分で、将来の再施工を難しくすることがあります。
未処理のまま表面だけ塞ぐと内部の水分が抜けず、かえって劣化を進める場合があります。また、シリコン系材料は上塗り塗料を弾くことがあり、後の塗装で不具合が出やすいです。
プロはクラックを開口して奥まで補修材を充填し、適合プライマーを使って塗装との密着を確保します。自己補修をするなら材料の相性と後工程を理解してから。迷う場合は写真診断で状態を確認するのが合理的です。
ひび割れは放置していい?判断に迷ったら|中山建装へご相談ください

外壁のひび割れは、幅・深さ・位置で緊急度が変わります。ヘアクラックは経過観察で足りる場合が多い一方、横方向の構造クラックや目地の破断は早期対応が合理的です。大和市では幹線道路の振動や寒暖差、湿気の影響でクラックが進みやすい立地もあります。重要なのは、感覚ではなく「数値と状態」で判断すること。
中山建装では、写真や実測に基づき、Vカット等の適切な補修が必要か、次回塗装時で間に合うかを整理します。お問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店に対応しています。今すぐ工事か、準備期間かを客観的に見極め、過不足のない対処を選びましょう。
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