外壁関連の住宅改修で気をつけたいポイント|【大和市で外壁塗装・屋根塗装をするなら中山建装】
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代表取締役の中山です!
外壁塗装ばかりがメンテナンスではありません。時には外壁の劣化そのものを対処しなければならないことだってあるのです。そんな時でも、外壁塗装業者にご相談いただくことで解決への道が開けますよ。
ただし、住宅改修時にはある程度の事前情報を知っておく必要もあるので、依頼前には少し確認しておくべきポイントがあることも覚えておきましょう。
今回のお役立ちコラムでは「住宅改修の際に必要な予備知識」についてご紹介したいと思います。
外装のリフォーム前に抑えるべきポイント
外装のリフォームでは、いくつかの事前確認をしておくようにしましょう。中には余計な費用が発生するような建材が使用されている場合もあり、時にはその建材のせいで工事着手ができないなんてことも発生するかもしれません。
特に、アスベスト関係の建材は取り扱いができなくなる業者もいるので、工事依頼の前にまずは建物の状況についてしっかりと把握しておきましょう。
築年数の確認
築年数の確認は、建築基準法の改正によって「耐震基準が守られているか」を判断する重要な情報になります。もし、耐震基準が守られていない場合には、耐震構造へのリノベーションを行うための補助金制度を活用することができるでしょう。
耐震基準で重要となるのは「2000年6月」より前に建てられているか、後に建てられたのかという点です。2000年6月以降に建てられた住宅の場合、耐震基準は守られていると考えて良いでしょう。そのため、耐震改修工事が必要とはならない場合があります。
2000年6月より前に建てられた建物の場合には、耐震改修が必要な建物として判断できるので、補助金制度の活用は容易になるでしょう。
構造の確認
建物の耐用年数は、どのような構造で作られているかが判断基準となってきます。下表は財務省が定めている建物の耐用年数の一覧表です。
種目 |
構造 |
耐用年数 |
事務所建 |
鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造 煉瓦造、石造又はブロック造 鉄骨造(軽量鉄骨造以外のもの) 〃 (軽量鉄骨造) 木造又は木骨モルタル造 簡易建物(バラック建築程度のもの) |
50年 41年 38年 26年 23年 10年 |
住宅建 |
鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造 煉瓦造、石造又はブロック造 鉄骨造(軽量鉄骨造以外のもの) 〃 (軽量鉄骨造) 木造又は木骨モルタル造 簡易建物(バラック建築程度のもの) |
47年 38年 34年 23年 21年 10年 |
工場建、倉庫建、雑屋建 |
鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造 煉瓦造、石造又はブロック造 鉄骨造(軽量鉄骨造以外のもの) 〃 (軽量鉄骨造) 木造又は木骨モルタル造 簡易建物(バラック建築程度のもの ) |
38年 34年 31年 20年 15年 10年 |
(引用:財務省 別表 1 耐 用 年 数 表)
このように、建物の種類や構造によって耐用年数が異なるのです。同じ構造だったとしても、建物の種類で耐用年数は異なります。
外壁材の確認
外壁材にも耐用年数があります。さらに、どのような材料が使用されているかによってメンテナンス方法が異なってくるため、事前に把握しておくことで業者としては提案できる内容が変わってくるのです。
多くの場合、以下の3種類の外壁が考えられます。
- モルタル壁
- サイディング壁
- タイル等
これらの耐用年数は、どれも20〜40年とされています。
種類 |
交換周期の目安 |
サイディング(窯業系) |
20〜40年 |
モルタル壁 |
20〜40年 |
外部建具 |
20〜40年 |
(引用:国土交通省 基礎・躯体以外の部位の期待耐用年数(交換等の周期)の目安
)
ここで紹介されている耐用年数は、適切にメンテナンスを行なった上での耐用年数と考えておくようにしましょう。ノーメンテナンスで20年以上の耐用年数が確保できるとは限りません。
屋根材の確認
屋根材も外壁材と同様に、耐用年数が設定されています。主な屋根材は以下のようなにはのです。
- 瓦
- 化粧スレート系
- 金属製
- アスファルトシングルなど
これらの屋根材に対する耐用年数は、以下のように定められています。
種類 |
交換周期の目安 |
陶器瓦葺き |
25〜50年 |
化粧スレート葺き |
20〜40年 |
鋼板武器 |
20〜40年 |
(引用:国土交通省 基礎・躯体以外の部位の期待耐用年数(交換等の周期)の目安
)
陶器瓦葺きの屋根は他のものよりも長寿命で設定されていますが、他のものは一般的に20〜40年が耐用年数として扱われています。
この屋根材の違いによっても、リフォーム方法が変わってくるので、しっかりと把握しておいてください。
どんな工法でリフォームするかを考える
外装のリフォーム方法によっては、特徴や特性、費用感にも違いが出てきます。どのようなメリット・デメリットがあるかを簡単にみていきましょう。
塗り替えのメリット・デメリット
塗り替えの場合、基本的には「単色」での塗装工事となるため、大々的なイメージチェンジはできません。断熱性関しても、外壁材の交換が入るわけではないので、そこまで高い効果は見込めません。
耐凍害性に関しては、塗装直後は水分量の多さから悪いとさえ言えます。そのため、冬季の工事には細心の注意が必要になるでしょう。メンテナンス性で考えた場合、塗料のグレードによっては短期間での塗り替えも必要となる場合があります。
しかし、定期メンテナンスとして考えた場合、他の方法に比べ圧倒的なコストパフォーマンスを誇るのは塗り替え工事最大のメリットと言えるでしょう。
カバー工法のメリット・デメリット
カバー工法でメンテナンスする場合、イメージチェンジはとても簡単に行えます。既存の外壁に新たな外壁材を設置するということで、断熱層を生み出すことができるので、断熱性アップを図ることもできるでしょう。
対等が異性に関しても、外壁材自体は水分を含まないので心配ありません。工事に関しても、短期間で行うことができ、季節や環境の変化不当な期にする必要がないのは大きなメリットと言えます。
しかし、新しい外壁材は確実に塗料以上のコストがかかってしまうので、メンテナンス性の良さは感じられません。また、建築基準法の問題から、次のメンテナンスでもカバー工法を用いるということはできないことを覚えておきましょう。
張り替え・葺き替えのメリット・デメリット
張り替え・葺き替えは、概ねカバー工法と同様のメリットを持っています。さらに、一度既存の外壁や屋根材を剥がしてしまうので、今まで見えなかった部分で発生しているトラブル等を完全に対処し切ることができるのが大きなメリットと言えます。
ただし、工事の内容は「作り替え」になるので、コストパフォーマンスは圧倒的に悪いです。完全にトラブルを解消することはできるのですが、高い工事コストを支払うことになるでしょう。
外壁と屋根は同時に住宅改修すべき
外壁と屋根の工事は、できる限り同時に行うことをお勧めします。なぜなら、足場仮設や養生という「付帯工事」は、必ず毎回行われてしまい、50万円程度の費用が毎回かかってしまうからなのです。中には20万円程度に抑えられることもありますが、両方を一度に対処すれば付帯工事のコストは1度だけで済みます。
メンテナンスは必ず行わなければならないことなので、余計な出費をできる限り抑えたいと考えるのが一般的です。そのため、まとめて依頼できる場合には、できる限り同時に住宅改修をすることをおすすめします。
劣化状況がわからないときは業者に診断してもらおう
どんなタイミングが最も住宅改修に適しているかは、なかなか判断がつきづらいものです。そんな時には、専門業者による外装劣化診断や屋根診断、雨漏り診断などを受けることで、最適な改修時期を教えてもらいましょう。
すぐに対処すべきトラブルがあれば、その時に対応をお願いすることで余計なコストがかからずに済むこともあります。
外壁と屋根は中山建装にお任せ
定期メンテナンスだけでは、住宅の健全性は守れません。劣化が進んだ場所には、適切な改修工事も行う必要があるのです。住宅改修には多くの費用が発生してしまうので、適用できる補助金・助成金の情報を持っている施工業者に工事依頼することをおすすめします。
耐用年数の把握、適切な材料の選定、そして補助金・助成金の活用は住宅のメンテナンス計画において重要なポイントです。弊社中山建装では無料で対応し、お客様のニーズに応じた最適な改修をご提案します。
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