ドアの修理費用と交換の判断基準とは|【大和市で外壁塗装・屋根塗装をするなら中山建装】
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「ドアの開閉が重い」
「鍵がかかりにくくなった」
「枠に隙間ができている」
こうした不具合が起きたとき、修理で対応すべきか、それとも交換した方が良いのか迷うことは多いものです。素材や構造、故障の原因によって対処法や費用は異なり、状況によって最適な判断が必要になります。
今回のお役立ちコラムでは「ドアの修理内容や費用相場、交換との違い」について詳しく解説します。
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ドアの種類と起こりやすいトラブル
住宅のドアにはさまざまな種類があり、素材や設置場所によって起こりやすい不具合も異なります。
劣化や不具合が発生しやすい箇所をあらかじめ知っておくことで、早めの修理やメンテナンスにつなげることができます。
木製・アルミ・スチールなどの素材ごとの特徴
木製ドアは重厚感がありデザイン性に優れていますが、湿気や気温の変化に弱く、反りや膨張による開閉不良が起こりやすいのが特徴です。
雨にさらされやすい玄関や勝手口に使うと、長年のうちに歪みが出てくることがあります。
アルミ製のドアは耐久性と軽さに優れており、屋外にも使いやすい素材です。ただし金属特有の冷たさや結露が気になることもあり、内部の部品が摩耗すると異音やがたつきが発生することがあります。
スチール製ドアは防犯性や遮音性に優れている一方、錆が発生しやすく、定期的な塗装やメンテナンスが必要です。玄関ドアなどに多く使われており、長年の使用で動きが鈍くなるケースもあります。
玄関・室内・勝手口ドアそれぞれの故障例
玄関ドアは毎日開閉する場所であるため、ヒンジやドアクローザーの劣化が起こりやすくなります。ドアが勝手に閉まる、きちんと閉まりきらないなどの症状は、この部分の不具合によるものです。
室内ドアでは、開閉時の軋み音や取っ手のぐらつきがよく見られます。特に木製の建具は湿気の影響を受けやすく、季節によってドアの動きが変わることもあります。
勝手口ドアでは、鍵やレバー部分の不調、ドアノブの空回りなどが多く見られます。外部とつながる箇所であるため、防犯上も早めの対応が必要です。
よくある症状(軋み・がたつき・鍵の不調など)
ドアの不具合で特に多いのが、開閉時の軋み音やがたつきです。ヒンジや丁番にゆるみが生じていたり、取り付け部が劣化していると、動きが不安定になり音が発生します。
また、鍵が差し込みにくい、回らないといったトラブルもよくある症状です。これはシリンダー内部の汚れや潤滑不足、鍵の変形などが原因で、放置しておくと鍵が完全に使えなくなることもあります。
ドア自体が傾いている場合には、建て付けの調整や丁番の交換が必要になることがあります。気付かないうちにズレが進行しているケースもあり、早めの対処がトラブル拡大を防ぎます。
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ドア修理で対応できる内容と費用相場
ドアの不具合は部品の劣化や使用環境の変化によってさまざまな症状が現れます。開閉時の異音や引っかかり、鍵の不具合など、見た目にはわかりづらいものもありますが、適切に修理を行えば多くは元の状態に戻すことができます。
特に築年数の浅い住宅では、交換よりも部分的な修理の方が費用対効果に優れるケースが多く見られます。
施工にかかる時間や予算は症状やドアの構造によって異なりますが、代表的な修理内容と費用感をあらかじめ把握しておくと、いざというときに安心です。
建て付け調整・蝶番・クローザーの修理
ドアが枠とこすれてスムーズに開閉できない、勝手に閉まってしまう、もしくは最後まで閉まらないといった不具合は、建て付けのズレやドアクローザーの劣化が原因となっている可能性があります。
建て付けのズレは蝶番のゆるみや本体の歪みによって発生しやすく、ビスの締め直しやパーツの交換で改善できる場合が多いです。修理費用は軽度であれば5,000円〜10,000円程度が相場となっており、比較的短時間で対応可能です。
ドアクローザーはドアを自動でゆっくりと閉じる機構であり、玄関や勝手口に設置されていることが一般的です。オイル漏れや内部の部品破損により閉まる速度が急激になったり、途中で止まってしまうといった症状が出た場合には、本体交換が必要になります。
クローザー本体の交換費用は1万円〜3万円前後が目安となっており、機種やドアの重さによって価格に幅があります。高機能タイプへの交換を希望する場合は、それに応じたパーツ代も考慮する必要があります。
鍵の交換・シリンダーのトラブル対処
鍵に関するトラブルは、防犯上のリスクにもつながるため、早急な対応が求められます。鍵が回らない、差し込みづらい、あるいは抜けにくいといった症状は、シリンダー内部の摩耗やゴミの混入、潤滑不足などが原因として考えられます。
初期段階であれば洗浄や潤滑処理だけで症状が改善される場合もありますが、劣化が進行している場合には部品の交換が必要です。
一般的なシリンダー交換の費用は8,000円〜20,000円程度が相場となっており、防犯性の高いディンプルキーや電子ロックなどの場合は、30,000円以上かかることもあります。
また、鍵と一体になったレバーハンドルの不具合では、ハンドルごと交換が必要となるケースもあるため、現地での見積もりと診断が重要です。作業時間は1〜2時間程度が目安ですが、メーカー取り寄せの場合は日数がかかることもあります。
取っ手や内部部品などの軽微な補修
ドアノブのがたつきやレバーハンドルのゆるみといった軽微な不具合も、日常生活のストレスにつながりやすい箇所です。
取っ手の内部にあるバネや固定部が緩んでいる場合には、ビスの増し締めや部品の交換で修理可能です。費用は5,000円〜12,000円程度が多く、症状が軽ければその場で対応できることもあります。
また、ドア本体内部にある芯材や補強材が劣化している場合には、外からは見えにくくても構造的に弱くなっていることがあります。このような場合には、内部に補強材を挿入したり、接着材での補修を行ったうえで再度固定する処置が行われます。
症状や構造によって対応が異なり、部品の在庫状況やドアの材質によって施工費は変動します。
複数箇所の不具合が同時に出ている場合には、一括でまとめて修理を依頼した方が工賃を抑えられるケースもあります。見積もり時に全体的なチェックを依頼することで、後からの追加工事を防ぎやすくなります。
修理か交換かを判断するポイント
ドアの不具合に対して、修理で済ませるか、それとも本体ごと交換すべきかは迷いやすい判断ポイントです。見た目では判断しづらいケースもあるため、築年数や劣化の進行具合、使用頻度などを踏まえて総合的に検討する必要があります。
目先の費用だけでなく、将来的なトラブルの再発リスクやメンテナンスのしやすさも考慮することが重要です。
劣化度合い・築年数から見る修理限界
築10年未満の住宅で起こるドアの不具合は、多くの場合で修理によって対処可能です。蝶番のゆるみやドアクローザーの異常、シリンダーの摩耗といった症状は、部品の交換や調整で元の状態に戻すことができます。素材の変形や塗装の剥がれなども、外観を損ねない範囲で補修可能なケースがほとんどです。
一方で、築15年以上が経過し、複数の部品に劣化が見られる場合には、修理を重ねるよりも本体ごと交換した方が効率的になることがあります。特に木製ドアは湿気や温度変化の影響を受けやすく、芯材の腐食や反りが進行していると、補修だけでは対処しきれません。
耐用年数を過ぎた部材が使われている場合は、新品のドアに交換することで全体の耐久性や使い勝手が大きく改善される可能性もあります。
交換時のメリットとリフォーム効果
ドアを新しく交換する最大のメリットは、使い勝手の向上とデザイン性の刷新です。最近の玄関ドアは断熱性や防犯性が高く、鍵も電子錠タイプが主流になってきています。古いドアと比べると、開閉の軽さや気密性も格段に向上しており、毎日の出入りが快適になります。
また、外観の印象を左右するポイントでもあるため、ドアを変えるだけで住宅全体の雰囲気が明るくなるという視覚的な効果もあります。とくに木目調やブラック系の重厚感あるデザインなど、選択肢が広がっているのも魅力です。
さらに、築年数の長い家では、ドアの交換と同時に枠まわりや玄関ポーチなども一緒にリフォームすることで、住宅全体の耐久性と美観を一段引き上げることができます。
費用・工期・保証の違いを比較する
修理と交換では、費用の規模感に大きな差があります。軽微な修理であれば数千円〜数万円で済むことが多いですが、本体交換になると10万円〜30万円が相場になります。鍵やドアクローザーのグレードによっては、それ以上の予算が必要になることもあります。
工期についても、修理であれば即日〜1日で完了する作業が大半ですが、ドアの交換ではサイズ確認や製品発注、工事日の調整などで日数がかかります。特注サイズの場合にはさらに時間がかかるため、急ぎの対応が求められるときには修理の方が現実的です。
保証に関しては、交換の場合の方が長期保証が付くことが多く、部品交換では保証対象外になることもあります。将来的な再修理のリスクやコストも考慮しながら、長期的な視点で比較して選ぶことが大切です。
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中山建装では、ドアの不具合に対して修理で対応するか、全体交換が必要かを判断するために、築年数、劣化状況、使用頻度や安全性を総合的に検討することを推奨しています。例えば、開閉の重さや鍵の不調、枠に隙間が生じるなどの症状は、部品の交換や調整で対応できる場合が多く、費用対効果を考えれば、初期段階での修理が望ましいケースが多いです。
しかし、複数箇所にわたる劣化や、ドア自体の構造的な問題が進行している場合は、全体交換を行うことで、長期的な安心と省エネ、防犯性の向上が期待できます。修理費用は数千円から数万円程度、交換の場合は10万円〜30万円以上になるため、目先の費用だけでなく、将来的な再発リスクやメンテナンスのしやすさも考慮して判断することが大切です。
また、交換時には、最新の断熱性や防犯性能を持ったドアを選ぶことで、住宅全体の雰囲気や機能性も向上します。
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