シーリング材とは?コーキングとの違いと雨漏りを防ぐ役割をわかりやすく解説

地域密着、丁寧施工がモットーの
代表取締役の中山です!
厚木市、大和市、座間市、海老名市周辺で外壁のメンテナンスをご検討中のみなさまへ。
外壁の目地にひびが入っているのを見つけて「これってすぐに雨漏りするのだろうか」と不安になり、複数の業者に見積もりを取ったものの「シーリング」と書いてあったり「コーキング」と書いてあったりして、結局何が正しいのかと迷う方は少なくありません。
実は、外壁リフォームで後悔する人は表面的な原因ではなく「シーリング材が家を守る本質的な役割を果たせる施工になっているか」という本質的な判断ミスのまま決めていることが非常に多いのです。単なる言葉の違いや目先の安さで決めてしまうと、数年後に壁の内部で雨漏りが進行していたという悲惨な状態になりかねません。
今回のお役立ちコラムでは、地域密着で実際に多数のご相談を受けている中山建装が、シーリング材の本当の役割と雨漏りを防ぐための正しい判断基準をプロの目線で徹底的に解説します。
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現場でよく聞く「シーリングとコーキングの違い」と迷いの正体
お客様からご相談を受ける中で非常に多いのが「シーリングとコーキングって何が違うのですか」というご質問です。見積もりを見比べたときに名称が違うと、別の工事をされるのではないかと不安に思うのは当然のことです。ここでは、現場で実際に起きている迷いの正体を明らかにします。
結論から言うと両者に違いはありません
現代の建築現場や外壁塗装の現場において、シーリングとコーキングに明確な使い分けはありません。全く同じものと考えていただいて問題ありません。どちらも外壁の隙間を埋めて水や空気の侵入を防ぐ役割を持っています。
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名称 |
本来の意味 |
現在の外壁塗装現場での扱い |
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シーリング |
隙間を完全に塞ぐ、密閉する |
外壁の目地やサッシ周りを埋める材料の総称 |
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コーキング |
詰め物をして隙間を塞ぐ |
シーリングと全く同じ意味として使われる |
なぜ業者によって呼び方が変わるのか
同じ材料なのに呼び方が分かれるのには、建築業界特有の歴史や習慣が関係しています。実は「コーキング」という言葉は英語の「caulk(隙間を詰める)」が語源です。昭和の時代、外壁の隙間には亜麻仁油などの油性成分を混ぜたパテ状の油性コーキング材を詰めるのが主流でした。
その後、化学技術が進歩して現代のペースト状の材料が登場し、これらを「シールする(密閉する)」という意味で「シーリング材」と呼ぶようになりました。業者によって呼び方が違うからといって、技術力に差があるわけではありません。
- 職人の世代による違い(昔の油性材料を使っていた時代から活躍する熟練職人はコーキングと呼ぶ傾向がある)
- 材料メーカーの表記の違い(製品のパッケージにコーキング材と書かれている場合がある)
- JIS規格上の扱い(公式な工業規格や試験の名称ではシーリングという言葉が使われる)
見積もり時に惑わされないための確認ポイント
大切なのは名称ではなく「どのような材料を使い、どのような工程で作業するのか」です。
悪徳業者はこうした専門用語の曖昧さを利用して、粗悪な材料を使ったり必要な工程を省いたりすることがあります。
- 名称ではなく「ウレタン系」「変成シリコン系」など材料の成分が明記されているか
- 接着剤の役割を果たす下塗り材(プライマー)の塗布が見積もりに含まれているか
- サイディング外壁の場合、古い材料を撤去する「打ち替え」になっているか
なぜシーリング材の劣化が「雨漏り」に直結するのか

見積もりの違いがわかったところで、一番の核心である雨漏りとの関係についてお伝えします。外壁の塗装自体は綺麗でも、目地のシーリングが劣化していれば家は簡単に雨水を通してしまいます。ここは絶対に妥協してはいけないポイントです。
外壁の隙間を埋める「防水の要」としての役割
シーリング材には大きく分けて二つの重要な役割があります。ひとつは雨水を弾く防水機能、もうひとつは建物の動きを吸収する緩衝機能です。厚木市や海老名市のように交通量が多い地域では、車の振動が建物に伝わることもあり、この緩衝機能が非常に重要になります。
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シーリングの役割 |
具体的な効果 |
機能が失われた場合のリスク |
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防水機能 |
雨水が外壁材のつなぎ目から侵入するのを防ぐ |
壁の内部に水が浸入し、雨漏りの直接的な原因になる |
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緩衝機能 |
地震や気温変化による外壁材の膨張や収縮を吸収する |
逃げ場を失った外壁材同士がぶつかり、ひび割れや反りが発生する |
劣化を放置すると内部の木材や断熱材が腐食する恐怖
シーリングの劣化を放置すると、被害は目に見えない壁の内部で静かに進行します。部屋の天井や壁紙にシミができたときには、すでに手遅れになっていることが多いのです。
- 初期段階:シーリングの隙間から毛細管現象で少量の水分が浸入し始める
- 中期段階:外壁の裏側にある防水シートが劣化し、内部の木材に水分が到達する
- 末期段階:柱や土台が腐食して強度が落ち、シロアリが発生する温床となる
表面的な「ひび割れ」と本質的な「雨水浸入」の違い
ひび割れを見つけたらすぐ雨漏りするというわけではありません。しかし、症状の重さを自分で見極めるのは困難です。サイディング外壁の目地は建物の揺れや熱による膨張と収縮に合わせて動くように設計されています。1級塗装技能士は以下のような基準で危険度を判断しています。
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劣化の症状 |
危険度 |
プロの視点から見た実態と判断基準 |
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表面の浅いシワ |
低 |
紫外線による経年変化。今すぐ雨漏りするわけではないが計画的な点検が必要 |
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深いひび割れ(破断) |
中 |
隙間から奥にある青いテープ(ボンドブレーカー)が見えている場合は危険信号 |
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外壁材からの剥離 |
高 |
目地と材料の間に隙間が開き、雨が降るたびに水が直接流れ込んでいる状態 |
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後悔しないためのシーリング補修・打ち替えの判断基準

では、実際に工事を依頼する際、どのように判断すれば失敗しないのでしょうか。ここでは、現場の最前線で私たちがお客様に必ずお伝えしている、絶対に知っておくべき判断基準をお渡しします。
打ち替えと打ち増しのどちらを選ぶべきか
シーリング工事には「打ち替え」と「打ち増し」の二つの工法があります。ここを間違えると、数年で材料が剥がれ落ちて工事をやり直すことになります。
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工法名 |
施工内容 |
現場での推奨基準 |
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打ち替え |
古い材料をカッターで全て撤去し、新しい材料を充填する |
一般的なサイディング外壁では必ずこちらを選ぶべきです |
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打ち増し |
古い材料をそのまま残し、上から新しい材料を被せる |
ALC外壁など、溝が深く十分な厚みが確保できる特殊な場合に限ります |
長寿命なシーリング材を選ぶメリットと費用対効果
安い材料を使うと5年程度でひび割れが再発します。私たちが現場でよく使用する「オートンイクシード」などの高耐久シーリング材は、特殊な成分配合により長期間にわたって柔軟性を維持します。一般的なウレタン系シーリング材には柔らかさを出すための可塑剤という成分が含まれていますが、これは紫外線によって数年で気化して抜け落ちてしまいます。
- 可塑剤を使用しない高耐久材を選ぶことで、15年以上経ってもゴムのような弾力を維持できる
- 塗料の耐用年数(約15年)に合わせて高耐久のシーリング材を選ぶことで、次回の足場代を節約できる
- 初期費用はすこし高くなっても、生涯のメンテナンスコストは数百万円単位で安くなる
業者選びで失敗しないための現場チェックリスト
残念ながら、見えなくなる部分だからと手を抜く業者は存在します。もしシーリング材を目地の底までピッタリと接着させてしまうと(3面接着)、建物の動きに合わせてシーリング材が引っ張られ、すぐに裂けてしまいます。
中山建装のような専門店が当たり前に行っている基本作業を守ってくれる業者を選ぶことが重要です。
- 古いシーリング材の削り残しがないよう、時間をかけて徹底的に撤去しているか
- 密着性を高めるためのプライマー(下塗り材)を規定の量だけしっかり塗布しているか
- 目地の底に材料がくっつかないようテープを貼る「2面接着」の基本ルールを守って施工しているか
FAQ|厚木市周辺の外壁塗装と雨漏りでよくある質問

地域のみなさまから寄せられる疑問に、プロの視点でお答えします。
Q1.シーリングのひび割れを見つけたら、すぐ雨漏りしますか?
すぐに室内に水が落ちてくるわけではありません。外壁の裏には二次防水として防水シートが貼られているからです。しかし防水シートの寿命にも限界があります。隙間を放置すれば確実にシートを劣化させます。
ひび割れを発見した時点で、専門家による雨水浸入の有無の点検をおすすめします。
Q2.コーキングを自分でDIY補修しても大丈夫ですか?
おすすめしません。間違った材料を使うとプロでも修復が困難になります。ホームセンターで数百円で手に入るシリコンシーラントは、実はお風呂場やキッチンなどの水回り専用です。外
壁に塗ってしまうとシリコンが水を強力に弾き、後から塗装をしようとしても塗料が全く乗らないという状態になってしまいます。
隙間を中途半端に塞ぐと、内部に入った水の出口を塞いでしまい、かえって木材の腐食を早めることもあります。これを修正するには特殊な処理剤を高額な費用をかけて塗布するか、外壁材ごと削り取るしかなくなるため注意が必要です。
Q3.シーリング材の寿命はどのくらいですか?
日当たりや立地環境によって変わりますが、一般的な材料で約7年から10年が目安です。紫外線が強く当たる南面や西面は劣化が早く進みます。
海老名市や座間市など風通しの良い地域では、乾燥による硬化に注意が必要です。触ってカチカチに硬くなっていたり、粉を吹いていたりしたら寿命のサインです。
Q4.見積もりでシーリング費用が安すぎる場合は要注意ですか?
はい、非常に注意が必要です。安すぎる見積もりには必ず裏があります。撤去すべき古い材料を剥がさず、上から塗るだけの「打ち増し」で済ませようとしている可能性があります。
人件費を削るため、本来必要な乾燥時間を待たずに次の工程に進むリスクがあります。接着力を高めるプライマーの工程を完全に省いている危険性が高いです。
厚木市周辺でシーリングや雨漏りに迷ったら中山建装へ

外壁のひび割れやシーリング材の劣化は、お住まいが発している「防水機能が落ちてきている」という重要なサインです。言葉の違いに戸惑ったり、目先の見積もり金額だけで判断してしまったりすると、見えないところで雨漏りが進行し、後から莫大な修繕費用がかかってしまうのが一番の怖いところです。
今回のお役立ちコラムでお伝えしたかったのは、シーリング工事はただ隙間を埋めるだけの簡単な作業ではなく、建物の寿命を左右する「最も重要な防水工事」だということです。
中山建装では、1級塗装技能士の資格を持つ職人が直接現場に伺い、表面的な劣化だけでなく「なぜ劣化しているのか」「雨水はどこまで到達しているのか」を徹底的に調査します。必要のない過剰な工事を勧めることは一切ありません。現在の状態を正しく診断し、長持ちさせるための最適な選択肢をわかりやすくご提案いたします。
厚木市、大和市、座間市、海老名市で外壁のメンテナンスや雨漏りの不安がある方は、ひとりで悩まずにぜひ一度、地域密着の中山建装までご相談ください。
プロとしての責任を持ち、あなたの大切なご自宅を長期間守り抜くための確かな解決策をご提供いたします。
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