雨漏りって自分で修理できるもの?|【座間市で雨漏り修理業者を探すなら中山建装】
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代表取締役の中山です!
長くマイホームを維持していると、時々とんでもないところから思いもよらないトラブルに出くわす事があります。雨漏りはその最たる問題です。安心して生活をしていくためには、しっかりとメンテナンスをしているだけではなく、突然のトラブルでも対処できるj包帯を作っておきたいものです。
ここで問題になるのが「雨漏りって自分で修理しても良いのか」という部分です。
弊社でも「雨漏りは業者に依頼してくれ」と再三ご忠告しているので、ここでいきなり「自分でもできますよ!」なんて言い方はしたくありません。事実「素人仕事の後仕事」というのは、必要以上の作業が発生してしまうので、費用が余計にかかってしまいます。
そのため、今回のお役立ちコラムでは「自分で雨漏りの修理をするときにやってはいけないこと」と「プロがどんなことに気をつけているか」をご紹介したいと思います。
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雨漏りは自分で修理できる?
はっきり言ってしまうと、我々のような専門家でなくても「正しい知識と道具があれば修理できる」でしょう。しかし、一切の保証はありませんし、万が一その修理が原因で症状が悪化したり、別の場所から雨漏りしたりということもあるので、決しておすすめはしません。
そして、多くの修理業者は「素人仕事の後始末を嫌う」ということも覚えておきましょう。より状況が悪化することは稀なことではなく、かなり頻発する大きな問題なのです。弊社でも、できれば「一番症状が素直なまま」対応したいというのが本音です。
それでも、できれば費用を最小限に抑えたいと考える方はたくさんいらっしゃいます。だからこそ、素人仕事の後始末も対応せざるを得ないのです。ただし、通常料金以上の費用がかかってしまうことも多いので、ご依頼いただく場合は「足掻かずにまずは調査依頼をする」ことから始めてみてください。
では、自分で雨漏り修理をする場合に「何をしてはいけないのか」をご紹介します。
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よくある失敗「コンパネの釘止め」
雨漏りが発生したときに、多くの方が失敗するのが「穴塞ぎ」です。雨漏りが発生したということで、大急ぎでホームセンターに走る方は多く、そこで店員から「穴を塞ぐならこれを買っていくといい」と紹介されるのが「コンパネ」になります。
確かに、コンパネを適切に張り付ける事ができれば、雨漏りは簡単に応急処置できます。しかし、コンパネを固定する方法が非常に大きな問題になるということを覚えておいてください。
外壁の穴や屋根の穴に対し、コンパネを張り付けたとしても、固定にビスや釘を打ち込んでしまうとそこから雨漏りが発生する可能性があるのです。実際にはビス打ちをするケースもあるのですが、方法を間違えると被害が大きくなってしまうかもしれません。
よくある失敗「シーリング材の材質」
ホームセンターでは、多くのシーリング材が売られています。そして、見た目からは性能の違いがわかりません。ガンの互換性を持たせる都合上、全てが同じ企画で作られているので、素人が気にするのは「色」ぐらいなものでしょう。
実は、シーリング材はいくつかの種類がありまして、適当なものを使用してはいけないのです。特に、外壁にシーリング材を打ち込む場合には、特定のものを使用しないと後で対応ができないというケースも出てきます。
プロ目線で言うと、適当なシーリング材を使うくらいなら「ビニールテープで保護しておいてほしい」と言うのが正直な気持ちです。これであれば、設置も撤去も大きな手間が必要ありません。
何より、ビニールテープであればホームセンターばかりではなく、100円均一ショップでも購入する事ができ、幅も複数種類から選ぶ事ができるので無駄がありません。使いかけのテープも保存が効くので、シーリング材を購入するよりも効率的だと言えるでしょう。
特に、穴塞ぎようの強力なビニールテープもホームセンターで手に入るはずですので、しっかりと対処しておきたいと言う場合には、下手にシーリング材を使うよりも「シールテープ」で穴や亀裂の対処をするようにしてみてください。
よくある失敗「雨樋の固定金具の設置と固定」
雨漏りの発生原因として、意外と発生源になりやすいのが「雨樋」です。固定金具から落下してしまった軒樋のせいで雨漏りが起こっていたり、縦樋の固定金具が抜けて、そこから雨漏りが発生してしまったりという事があるのです。
「抜けたものを元に戻せば雨漏りが止まる」
これは物の道理ですが、実際には「何を使ってどのように元に戻せば良いのか」と言う部分が非常に大きなポイントになってくると言うことを覚えておいてください。それこそ、適当なシーリング材を埋め込んで、その粘着性で金具を固定しようなんて考えてしまうと、悲惨な状況が出来上がってしまう可能性が非常に強いです。
雨樋自体が破損して差し替えが必要というような状況だけであれば、ご自分で対応することも難しくないでしょう。塩ビパイプ用の接着剤を使用して、しっかりと固定できれば問題なく修理可能です。
しかし、固定金具に関しては「ご自分で対処はしないほうが得策」でしょう。
・差し込む深さ
・ロックの方法
・設置の方向
意外と適当ではいけない部分があるので、雨漏りの原因になっているような場合は、抜けた穴をビニールテープで塞いで乗り切ることをおすすめします。
プロは状況に合わせて最良の方法を選ぶ
実際にプラが雨漏りの対処をする際は、シーリング材も使用しますし、コンパネで固定をすることもします。その際、しっかりと適切な処理をした上で対応するため、雨漏りを塞ぐ事ができるのです。
では、プロがどんなことに注意しながら雨漏りの修理をしているのか少しご紹介したいと思います。簡単なことではないですが、ポイントを知っておくだけでも実際に雨漏りが発生した時の対応に差が出てくるはずです。
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高所作業は必ず足場を設置して「安全確保」
プロだからこそですが、外壁関係の工事を行う際は、しっかりと足場を設置して安全を確保した上で工事を行います。これは「労働安全衛生法」で定められている重要なルールなので、適当にハシゴで作業するわけにはいかないのです。
仮に適当な方法で工事を行っていたときに事故が発生してしまうと、我々が加入している業務保険などが適用されなくなってしまいます。その場合、全て「自費」での対応が必要になってしまうのです。安全確保はプロとして仕事をする上での最低条件になります。
とはいえ、全ての対応が足場を必要とするわけではなく、地上2m以上の場所を対応する際に必要になるのです。単純に考えると、1階部分の対応だけであればハシゴや台に登って対応、2階以上の外壁を対応する場合には足場を組むという感じです。
中には、屋根の上でもハシゴで登って対応してしまう業者がいるかもしれませんが、これは現在の労働安全衛生法を無視した危険な対応だということで、行政指導の対象になってしまいます。
基本は「変性シリコン」のシーリング材
絶対にコレというわけではないのですが、後で塗装をしなければならないと考えると、使用するシーリング材は基本的に「変性シリコン」を使用します。接着能力はもちろんですが、変性シリコンの場合「剥離がしやすい」という大きな特徴があるのです。
また、外壁塗装を上から行った際に「塗料が弾かれない」というのが、我々外壁塗装業者の一番重要な特徴となります。そのため、多くの場所で変性シリコンのシーリング材を用いるのです。
単純な穴埋めでシーリング材を使用するということはあまりありませんが、ビス穴や釘の脱落した穴を埋める際は変性シリコンのシーリング材で対応することは比較的多く感じます。
本来であれば、下地を修正して再度固定をするのが望ましいですが、応急的な対応の際はシーリング材で埋めることもあります。
外壁や屋根に釘を打ちっぱなしにはしない
外壁や屋根にビス打ち・釘打ちをした際は、そのまま放置するということはありません。そのまま放置すれば、確実に多くのトラブルの原因になってしまうからです。
・錆びて抜ける
・経年劣化で朽ちる
・シロアリが発生する
・固定材が腐る
一番単純な処理としては「防錆ペイント」です。釘やビスの頭を塗料でカバーしてしまえば、金属部分が錆びるのを防ぐ事ができます。しかし、これだけでは相手側の木材が腐るのを防ぐ事ができません。
雨漏り対処でビス打ちをするような場合ですと、防錆だけではなく防水処理を行うケースも出てきます。
これらはケースバイケースなので、その時にあった対応を施すことで、二次被害・三次被害の発生リスクを解消しておくのがプロの仕事です。
道具が揃っている状態じゃなきゃ作業は始められない
雨漏りの相談を受けて駆けつける場合、ある程度の準備をした状態で駆けつけます。しかし、全ての状況に対応できるだけの準備はできません。そのため、雨漏りレスキューに駆けつけても「対応しきれない部分がある」ということを理解しておいてください。
できる限りの準備はしていますが、前情報としてヒアリングした症状以上の被害が出ているような場合、応急処置だけして後日対応するということも出てきます。その際、しっかりとした修理見積もりを作った上で工事の対応をするようになるでしょう。
雨漏りの修理は自分でできる範囲を見極めて対処してください
雨漏りは放置すると建物全体の劣化や大規模な被害に発展する恐れがあり、自分で修理を試みると予期せぬトラブルが生じるリスクがあります。
現場でよく見受けられる失敗例として、コンパネによる仮修理や適切でないシーリング材の使用、雨樋の固定金具の不適切な処理などが挙げられ、いずれも後の補修費用や安全面での問題につながる可能性が高いのです。
プロの目線では、まず安全確保のための足場設置や、劣化や錆びに強い素材を使用し、現状に最適な対策を講じることが不可欠です。
中山建装では、これらのポイントを熟知した専門スタッフが、現場調査から適切な修理方法のご提案まで、迅速かつ丁寧に対応いたします。お客様の大切なマイホームを守るため、万が一の雨漏り発生時にも余計なトラブルを防ぐために、自己判断での修理は避け、まずはプロにご相談いただくことが最も賢明な選択です。
雨漏りに関するお悩みやご不明点は、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店など、お客様のご都合に合わせた方法でお気軽にご連絡ください。中山建装は、皆様に安心して長く住み続けていただける住環境を実現するため、確かな技術と誠実な対応でサポートいたします。
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