中山建装の社会貢献活動:双葉町でのボランティア塗装に挑む
厚木市で地域密着、丁寧施工がモットーの
まだ肌寒い3月9日~3月11日、中山建装代表取締役中山晋吾は震災の爪痕が残る福島県双葉町に降り立ちました。今回福島県双葉町に向かった理由は「塗装ボランティア」に参加するためです。
3月9日~11日にかけて、福島県双葉町にある双葉南小学校で、全国の塗装業者が集まり、ボランティアで校舎の塗り直しを行いました。この活動は、NPO法人「塗魂ペインターズ」の一員として、中山建装も参加しました。
福島県内でのボランティア塗装は、実は中山建装にとって今回が初めての経験です。東日本大震災からの復興支援は、私たち東日本エリアの塗装業者にとって、ただの仕事ではなく義務と感じています。双葉町は、震災により特に大きな被害を受けた地域の一つであり、そこでの塗装作業はただ壁を彩る以上の意味を持ちます。
この活動を通じて、中山建装は社会貢献への熱い思いを形にし、地域の復興と未来への希望を塗り広げることを目的としています。
今回は3月9日~11日にかけて行われたボランティア塗装の様子をお伝えしていきたいと思います!
ボランティア塗装活動の経緯と準備
中山建装が参加した双葉町のボランティア塗装活動は、東日本大震災の深い傷跡に対する回復への取り組みの一環として始まりました。双葉町での活動は、被災地の再生と記憶の保存を目的としており、中山建装はこの地域社会への貢献を通じて、社会的責任を果たす機会を見出しました。
今回のボランティア塗装はテレビや新聞などの多数のメディアでも放送されており、かなり注目度の高いボランティア活動であることがうかがえます。
東日本大震災と福島第一原発事故による双葉町の現状
東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故は、双葉町に甚大な被害をもたらしました。町は長期にわたり避難区域に指定され、一時は無人の町となりました。
住民は自宅を離れ、避難生活を余儀なくされ、町の多くの建物は使用を停止し、荒廃が進みました。
この地域は、放射能汚染の影響もあり、復旧と復興の道のりは困難を極めていますが、徐々に避難指示が解除され、生活の再建に向けた動きが始まっています。
▼外部リンク:環境省:除染情報サイト▼
双葉南小学校の震災遺構としての保存意義
双葉南小学校は震災の記憶を今に伝える重要な遺構となっています。避難の急ぎ足により、校舎内には当時の生活の断片がそのまま残され、時間が止まったかのような状態で保存されていました。
双葉南小学校を震災遺構として保存することは、未来の世代に対し、災害のリアルとその教訓を伝えるための貴重な資源となります。また、被災地の現状と復興の歴史を物語る場として、地域のアイデンティティと記憶の継承にも寄与しています。
活動当日の様子
中山建装のチームは、早朝から双葉南小学校に到着しました。活動開始前には、安全確認や作業計画の最終確認が行われ、各チームが作業エリアに分かれて準備を始めました。緊張感の中にも、復興への期待と使命感が漂う空気が感じられました。参加した塗装業者たちとの協力により、作業はスムーズに進み、お互いの技術や経験を共有しながら、有意義な時間を過ごしました。
中山建装の担当箇所
中山建装は、特に外壁の塗装を担当しました。古くなり色褪せた壁面に、耐候性と美観を考慮した高品質の塗料を選択し、塗装工事を行いました。
技術面では、長年の経験から培われた塗り方を活かし、均一で滑らかな仕上がりを実現。また、塗料の乾燥時間や気温、湿度にも注意を払いながら作業を進め、最適な条件下での塗装を心掛けました。
ボランティア塗装中の社長の想い
活動中、佐々木拓朗事務局長の「自分が住む町が10年以上入れなくなることを想像してほしい。町に彩りが早く戻ることを祈って作業しよう」という言葉は社長の心に深く響いたそうです。
もし厚木で同様の災害が起こったらどうなるのか、自分たちが置かれた立場を考えると、塗装作業に集中する中でも、深い共感と双葉町の人々への思いやり、熱いものがこみ上げてきたそうです。
作業を進める中で、過去と未来をつなぐ大切な役割を担っている実感と、復興への熱い想いが高まり、一塗り一塗りに情熱を込めたと言っていました。
地域の皆様・関係者への感謝
中山建装は、このボランティア活動を通じて、多くの地域の皆様や関係者の皆様から支援と励ましを受けました。ここに心からの感謝を表します。
皆さんの温かい支持があったからこそ、私たちはこのような社会貢献活動に力を入れることができます。これを機に、中山建装は地域社会との結びつきをさらに深め、共に地域の未来を創造していくための協力と支援を呼びかけます。
私たちは、皆さんと手を携えて、より良い社会を作るために努力を続けていきます。
協力業者様や協賛企業様への感謝
このボランティア活動に参加した他の塗装業者様や協賛企業の皆様には、心からの感謝を申し上げます。
一緒に汗を流し、双葉町の復興のために力を合わせたことは、私たちにとって忘れられない経験です。皆さんの専門技術と情熱が、このプロジェクトを成功に導きました。
共に働くことができたこと、そしてこのような意義深い取り組みに参加できたことを、大変光栄に思います。この協力関係をこれからも大切にし、共に社会に貢献していきたいと考えています。
プロジェクトへの参加を支えた皆様へ
このプロジェクトに関わり、支えてくれたすべての皆様に深く感謝します。準備から実施、そして活動後のフォローアップに至るまで、多くの方々の尽力により、このボランティア活動は成功を収めることができました。
特に現場でのコーディネーションを担当してくれたスタッフ、後方支援をしてくれた事務所のメンバー、そしてこの活動を広く知らせるために尽力してくれたメディアの皆様には、特別な感謝の意を表したいと思います。
皆様のご支援があったからこそ、私たちはこの活動を通じて社会への貢献を果たすことができました。また、このボランティア活動を通じて、多くの人々と出会い、新たなつながりを築くことができたのも、支えてくれた皆さんのおかげです。
これらの経験は、中山建装にとってかけがえのない財産となりました。私たちの活動を物心両面で支えてくれた全ての人々に心から感謝し、今後も地域社会の発展と共に歩む企業として、社会貢献活動を続けていくことをお約束します。
このプロジェクトに関わった一人ひとりの努力と献身が、中山建装の社会貢献への取り組みをさらに前進させる力となるでしょう。
ボランティア活動の意義と今後の中山建装の社会貢献活動
双葉町でのボランティア塗装活動は、中山建装にとってただの仕事ではなく、社会への深い貢献と絆を再認識する機会でした。この経験は、会社の使命と責任を再考し、地域社会に対するより大きな貢献への道を開くことになります。
今後、中山建装はこの活動を契機に、さらに多くの社会貢献プロジェクトに積極的に参加し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指します。
福島県双葉町の皆様へ|中山建装は引き続き応援してまいります!
福島県双葉町の皆様に、心からの敬意と感謝を表します。厳しい状況にありながらも、不屈の精神で復興への道を歩み続ける皆様の強さに、深く感銘を受けています。私たち中山建装は、双葉町のボランティア活動に参加できたことを大変光栄に思います。町の復興と再生の一端を担えたことは、私たちにとっても大きな勇気と希望を与えてくれました。
これからも、双葉町の皆様と共に歩むことができるよう、支援と協力を続けていきたいと思います。未来への道はまだまだ長く困難かもしれませんが、私たちも皆様の一員として、その一歩一歩を大切にしていきたいと考えております。
双葉町のさらなる復興と明るい未来のために、私たちにできることを精一杯行っていく所存です。皆様の力強い復興への意志と努力に敬意を表し、心より応援しています。