ガルバリウム鋼板の屋根や外壁の雨漏り対策!住宅を守る対策を中山建装が解説
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代表取締役の中山です!
💬「うちはガルバリウム鋼板の屋根なんだけど、それでも雨漏りになることはある?」
💬「ガルバリウム鋼板の外壁って雨漏りになることあるの?どうしたら防げる?」
ガルバリウム鋼板は、耐久性の高さと美しい外観から多くの屋根や外壁にも使用されています。ですが、そんな建材であっても雨漏りの問題が発生することはあるのです。今回のお役立ちコラムでは、ガルバリウム鋼板を使用した住宅にお住いのあなたへ。屋根と外壁それぞれに関しての雨漏り原因や住宅を守る対策についてお話していきます。
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ガルバリウム鋼板屋根の構造と雨漏りの関係
まず、ガルバリウム鋼板の屋根についてお話していきます。そもそもガルバリウム鋼板とは、亜鉛とアルミニウムの合金でコーティングされた鋼板です。優れた耐久性をもっているため、屋根材や外壁材として広く利用されています。ただし、施工方法やメンテナンスによっては雨漏りのリスクが高まることがあります。
ガルバリウム鋼板の屋根の構造は、野地板・ルーフィング・ガルバリウム鋼板の3層構造です。それぞれの層が相互に作用し、雨漏りを防ぐための重要な役割を果たしています。そのため、雨漏りの問題が発生した場合には、構造を理解したうえで適切な対策をおこなうことが重要です。
ガルバリウム鋼板屋根を構成する3つの要素について、くわしくお話していきます。
- 野地板(下地)
- ルーフィング(防水シート)
- ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板屋根を構成する3つの要素①野地板(下地)
ガルバリウム鋼板屋根に限らずですが、屋根の構造において野地板は最も内側にあるものです。内部に一番近い重要な土台です。そのため、普段目にすることはほぼないでしょう。
野地板は屋根全体の安定性を支える重要な役割を果たしています。野地板がしっかりしていることで、屋根全体の耐久性が向上し、雨漏りのリスクを低減できるのです。
ガルバリウム鋼板屋根を構成する3つの要素②ルーフィング(防水シート)
野地板の上には、ルーフィングが敷かれています。防水シートとも呼ばれ、屋根材と連携して雨水から守る重要な役割を担っています。ガルバリウム鋼板だけでは完全に雨水を防ぐことができないため、ルーフィングが雨水を軒先へと排水する機能を果たしているのです。
そのため、ガルバリウム鋼板屋根で雨漏りが発生した場合は、ルーフィングの劣化や損傷も原因の一つとして考えられています。
ガルバリウム鋼板屋根を構成する3つの要素③ガルバリウム鋼板
野地板とルーフィングの上、屋根の表層を担っているのがガルバリウム鋼板です。屋根の外観を整えるだけでなく、雨水を最初に防ぐ重要な役割を果たしています。
ガルバリウム鋼板は、雨水だけでなく太陽の熱や風からも住宅を守るため、耐久性と美観を兼ね備えた優れた屋根材といえます。
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ガルバリウム鋼板の屋根で雨漏りするおもな原因
ガルバリウム鋼板屋根で雨漏りがおこるおもな原因は3つ挙げられます。
- 施工不良
- 経年劣化
- 気象条件
ガルバリウム鋼板の屋根で雨漏りするおもな原因①施工不良
ガルバリウム鋼板の屋根では、施工不良で雨漏りになることがあります。不適切なとりつけや接合部の処理が不十分な場合、雨水が侵入する可能性があります。雨が降ったら一番に影響をうける場所にある屋根だからこそ、施工不良によって隙間ができるのは致命的です。
ガルバリウム鋼板の屋根で雨漏りするおもな原因②経年劣化
屋根を保護している塗装や屋根材自体には耐用年数というものがあります。これは寿命を目安にしたものであり、時間の経過とともに劣化していくことをあらわしています。耐久性の高いガルバリウム鋼板であっても、経年劣化はおこりうるのです。鋼板のコーティングが劣化し、鋼板自体が露出することでサビが発生し、雨漏りの原因を作ってしまいます。
ガルバリウム鋼板の屋根で雨漏りするおもな原因③気象条件
ガルバリウム鋼板の屋根であっても、強風や大雨といった厳しい気象条件が続くと、屋根材が浮いたり隙間ができたりすることがあります。ここ数年で雨風や台風による災害も増えました。線状降水帯や台風もいつどこで発生してもおかしくない状況です。気象条件から雨漏り原因が作りだされる可能性も視野にいれておきましょう。
ガルバリウム鋼板外壁と雨漏りの関係
ガルバリウム鋼板の外壁は、近年で主流になりつつあります。従来のアルミやステンレスといった素材では価格が高価になっていた点を解消し、デザイン性の高さも叶えています。金属製でありながらサビにくく耐久性がありますが、適切な管理とメンテナンスは必要です。
雨漏りが発生した場合は早期に原因を特定し、対策をおこなうことが重要となります。外壁は、屋根と同様にさまざまな建材を使用しています。外壁からの雨漏りに備えるために、ガルバリウム鋼板外壁の構造も把握しておきましょう。
- 断熱材
- 防水シート
- 鋼板層
①断熱材
外壁の内側には断熱材が配置され、熱の損失をおさえます。ガルバリウム鋼板は金属製であるため、1枚だけで外壁を構成していると暑さや寒さをそのまま室内に伝えてしまいます。
外壁材によって室内の環境が左右されないために、断熱材でカバーしているのです。これによって、夏も冬も快適に過ごすことができます。
②防水シート
鋼板の裏側には防水シートが設置され、雨水の侵入を防ぎます。防水機能を果たすものとしては、一次防水として塗装やシーリングによって防水性が強化されています。
外壁材の防水シートは防水紙と呼ばれることもあり、二次防水を担っているのです。そのため、1次と2次のどちらの防水も機能しなくなったときには、雨漏りがいつおきてもおかしくない状態になります。
③ガルバリウム鋼板
外壁の表層を担うガルバリウム鋼板は、外壁自体の強度を強くし、外部からの衝撃に耐えます。外壁には飛来物がぶつかることもあり、雨風が強く叩きつけることもあります。ガルバリウム鋼板は薄くて軽い特徴がありますが、薄さのあまり急な飛来物などの衝撃に弱いことも頭に入れておきましょう。
ただし、少し破損で雨漏りに直結するということは考えにくいです。気になる破損がある場合には、業者に相談してみると安心です。
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ガルバリウム鋼板外壁のおもな雨漏り原因
ガルバリウム鋼板の外壁は耐久性が高いですが、適切な管理とメンテナンスが必要です。雨漏りが発生した場合は、早期に原因を特定し、対策を講じることが重要です。
ガルバリウム鋼板の外壁でも雨漏りが発生することがあります。以下にその原因と対策について説明します。
- とりつけ不良
- 劣化
- 設計上の問題
- 住宅環境
- メンテナンス不足
ガルバリウム鋼板外壁のおもな雨漏り原因①施工不良
ガルバリウム鋼板外壁の雨漏りは、とりつけ不良が原因になることがあります。おもには、隙間やズレ、接合部の不適切な処理などが原因です。鋼板部分のとりつけ時に、隙間ができたり板がずれていると雨水が侵入する可能性を作ってしまうのです。また、繋ぎ目や接合部が適切に処理されていない状態では、雨水が漏れやすくなります。施工不良は業者に責任がありますが、早い段階で異変に気づくことで対処できる可能性があります。
ガルバリウム鋼板外壁のおもな雨漏り原因②劣化
外壁は屋外にさらされているため、時間の経過とともに劣化することは止められません。おもな劣化としては、防水シートやシーリング材にでてきます。鋼板の裏側に設置されている防水シートが劣化すると、雨水が侵入するリスクが高まるのです。シーリング材は、繋ぎ目や開口部に使用されているため、劣化すると雨水の侵入を許してしまいます。
ガルバリウム鋼板外壁のおもな雨漏り原因③住宅環境
どんな立地に住宅が建っているのかによっても、外壁への影響は変わってきます。たとえば、気象条件が荒れやすいエリアであれば、強風や豪雨からダメージをうけて雨漏りの原因を作ります。近年では、線状降水帯の発生という突発的な天候の荒れもおこりうるため、注意が必要です。また、近隣の建物や樹木が雨水を集め、集中的に外壁に影響を与えることもあります。周辺の建物や植物の様子もチェックしておきましょう。
ガルバリウム鋼板外壁のおもな雨漏り原因④メンテナンス不足
定期点検などのメンテナンスを怠ることで雨漏りを許してしまいます。一見問題がないように見えても、見えないところで劣化や不具合はおきているかもしれません。耐久性が高いガルバリウム鋼板でも油断は禁物です。
ガルバリウム鋼板での雨漏りの対策
ガルバリウム鋼板を使用している住宅での雨漏り対策としては、以下の3つが有効です。
- 定期点検
- 適切なメンテナンス
- 専門業者に相談しやすい環境
ガルバリウム鋼板での雨漏りの対策①定期点検
屋根であっても外壁であっても、定期的に点検や診断をうけるようにしましょう。業者によっては、屋根と外壁をセットで診断してくれるところもあります。
屋根は普段様子を見ることができないからこそ、プロに頼るのが最適です。接合部や継ぎ目といった細かい部分も重点的にチェックしてもらいましょう。
ガルバリウム鋼板での雨漏りの対策②適切なメンテナンス
💬「古くなってきたからこれくらいの劣化はあるよね、そういうものでしょ」
もし、あなたが屋根や外壁を見てこんな風に思っているならば、雨漏りになることを指をくわえて待っているようなものです。ささいな劣化であっても、異変が見られる場合には早めに対応してください。必要に応じた適切なメンテナンスをおこなっていくことで、大がかりな工事を回避できます。シーリングや排水システムを担っている雨樋部分などの劣化も、おろそかにしてはいけません。
ガルバリウム鋼板での雨漏りの対策③専門業者に相談しやすい環境
もし「雨漏りかな?」と思っても、相談する業者を探すところから始めるのでは面倒に思ってしまいますよね。いざというときにすぐに相談できる環境を日頃から作っておくことも重要です。雨漏りは一度発生すると自然に直ることはありません。だからこそ、放置せずにすばやい対応が必要なのです。
悪化してしまってからでは、大がかりな工事となり費用も高額になります。屋根や外壁の診断は無料でおこなっている業者もいるため、声をかけられそうな業者の連絡先を把握しておきましょう。中山建装でも無料の診断をおこなっております。現時点で雨漏りについての不安がある場合には、すぐにご連絡ください。
ガルバリウム鋼板のメンテナンスは中山建装におまかせ!
ガルバリウム鋼板のメンテナンスは中山建装におまかせください。当社は、神奈川県厚木市を中心として、地域密着型で工事をおこなっております。雨漏り修理や診断についての実績も豊富にありますので、安心してご相談ください。
県内にはショールームもご用意しておりますので、直接ご相談いただくことも可能です。ご来店の際には、事前にご予約をいただくとスムーズにご案内できます。
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