知らなきゃ損!屋根の修理 助成金を利用して費用を抑えるポイント
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代表取締役の中山です!
屋根の修理について、自治体や国から助成金が出ている場合もあります。屋根修理は高額になることも多いリフォームです。屋根の面背が広い、複雑形状、3階建てなど、戸建て住まいでも条件次第で大規模工事になります。
想定以上の金額で予算オーバーになれば、屋根の修理を断念するしかないのでしょうか?屋根の修理をしないと雨漏りにつながります。雨漏りは柱や梁を腐らせてしまい、電化製品にかかれば、漏電からのショートで火事のリスクさえあるのです。
屋根修理は想定外の費用と現実との間で苦しい想いをするリフォームといえるでしょう。ただ、その費用負担を軽くできるのが、助成金や補助金の存在です。助成金や補助金は予算が決まっていることも多いために、費用をすべてまかなえるわけではありません。それでも屋根修理費用を捻出する助けになるのは間違いないのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、屋根の修理に関する助成金や補助金についてお話しします。どのような助成金があるのか?受けられる条件などについてチェックしてみてください。
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屋根の修理の助成金を知らなきゃ損!その理由とは?
屋根の修理は助成金や補助金の活用も考えましょう。新築時は屋根塗装もしていますし、屋根材も新品です。高い機能性を持っていますが、雨風や紫外線により劣化します。劣化すればところどころ不具合が出るのはしかたないことです。
また、台風や地震などで、屋根に不具合が発生する場合もあります。たとえば強風にあおられて屋根材がめくれることもあるでしょう。そうなると屋根の修理をしなければなりません。ただ、屋根の劣化が不具合なら10万円以下で済む場合もあります。劣化症状が全体に広がり、雨漏りまで発生するなら全交換も視野に入るのです。
全交換は屋根の葺き替え、既存屋根に新しい屋根を重ねるカバー工法は50万円以上、形状や面積が広ければ100万円を超える金額が必要になります。その高額費用の負担を軽くできるのが助成金や補助金です。
助成金や補助金とは?
助成金も補助金も国や地方公共団体の他、民間団体などが支給しているお金です。財源は公的な資金から捻出されています。無制限に誰でももらえるわけではありません。条件を満たしていることが大前提で、申請や審査も必要です。中には資格を求められる場合もあります。
受給しやすさで考えると助成金です。条件さえ満たせば受給できます。補助金は採択数や金額が決まっている場合も多々あるのです。そのため申請しても絶対受給されるものではありません。
補助金は一般的に公募期間の制限が設けられます。期間内に所定の書類を用意して申請する流れです。ただ、採択件数を考えると、応募する方が殺到します。補助金は早いもの勝ちという側面もあるのです。
参照:独立行政法人中小企業基盤整備機構 J-NET補助金・助成金の違いや補助金活用における注意点について教えてください。
屋根修理の費用が高額になる理由
屋根修理はなぜ費用が高くなるのか?そこには理由があります。以下でその理由をお話しします。
屋根材に合わせた施工といった専門性が求められる
屋根修理は、簡単ではありません。屋根材の種類や損傷具合の他、屋根の形状についても合わせた施工が求められます。単純に一つの方法をしていれば、オールマイティに対応できるものでもないのです。
たとえば屋根材は瓦一つ取っても、粘土瓦もあればスレート瓦など種類があります。金属やガラス繊維にアスファルトを浸透させ、表面を石粒で加工したアスファルトシングルなどさまざまです。各屋根材の特徴に合わせた適切な施工が求められます。専門知識はもちろん、技術力や経験が必要です。
屋根の形状が複雑だと手間がかかる
屋根の形状も複雑になればその分、手間がかかります。屋根の形で代表的なのは「切妻(キリヅマ)」「片流れ」「寄棟」「方形(ホウギョウ)」です。日本で多いのは、山折り形状の切妻で2つの面を持っています。
寄棟も多く、台形と三角形で組み合わせた4面です。片流れは一枚の屋根で、片方に傾いています。方形は寄棟の一種ですが、てっぺんから4方の面が同じ角度で流れている形状です。
他にも、切妻屋根の中央の一部だけ上に持ち上げたような越屋根もあります。のこぎりの歯のような形状をしているのこぎり屋根なども複雑です。屋根の形状や面積次第で作業量や難易度が高くなります。そのような屋根は施工費用も高くなるのです。
損傷がひどいと修理費用も高くなる
損傷具合で費用は変わります。たとえば、金属屋根の一部と全面がサビているのとでは、補修範囲も大きく異なるのです。全面サビている場合、葺き替えも考えなければなりません。
葺き替えは、屋根を丸ごと新しいものに交換する工法です。屋根の下地となる野路板や防水シートまで交換するため、費用がかかるのは当然といえます。さらに古い屋根も処分が必要です。
損傷が軽度でも補修するより、交換したほうが施工費用を安く抑えられる場合もあります。ただ葺き替えだと予算的に厳しい場合、カバー工法が選択肢に入るのです。既存の屋根は残して新しい屋根を重ねる工法で、重ね葺きともいわれます。
ただし、日本瓦のように重量があったり、一度施工していたりしたらできません。住まいの上部が重くなると重心の問題でバランスが悪くなるからです。下の住まいの強度も求められます。万が一地震があった場合、倒壊する危険性があるのです。また、劣化症状が激しい場合もカバー工法は向いていません。
また、重ね葺きの場合、施工期間が長くなります。その分、作業員の人手や人件費が関係してくるため、費用が高くなる傾向です。
神奈川県の補助金や助成金
ここからは、屋根修理や屋根塗装に関連する補助金や助成金の情報についてお話しします。各市で補助金と助成金の有無が変わるため、注意が必要です。もしあるなら各市の窓口へお問い合わせください。
2世帯住宅リフォーム等補助金〜市外から転入する子ども家族を応援!~
横須賀市では親世代と子ども家族の2世帯同居や近居を応援しています。目的は住まいの質をよくして、空き家が発生するのを防止しようという取り組みです。市内の一戸建てに住む親世帯と市外から転入する子ども家族と、同居や近居のために必要な費用を補助します。以下は補助内容です。
リフォーム費用2分の1 最大30万円の補助 |
条件は以下のとおりです。一つだけではなく、すべてに該当しないと補助金は受給できません。また、予算上限額に達すると、受付期間中でも締め切ります。
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補助金が利用できる工事も条件が決められています。その中に「屋根のふき替え工事、塗装工事または防水工事」が含まれているのです。外壁の張替え工事や塗装工事も対象になります。ただし、この2つには「※景観」という注意事項があるのです。
建物の外観を変更する修繕、色彩の変更の工事は、交付決定後、工事スタート前に景観協議や景観法の届け出が求められます。また、外観に使用する色彩も、色彩基準の適合が必要です。届け出をして「着手可能日に関する通知書」の交付がきて、はじめて工事に取りかかれます。
また、事業者に依頼しないで、住宅の所有者が自分でDIYする場合は認められません。問い合わせ先は「都市部まちなみ景観課」です。
参照:横須賀市 2世帯住宅リフォーム等補助金~市外から転入する子ども家族を応援!~
親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度
親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度は厚木市の補助金です。定住人口の増加、親世帯と子ども世帯の近居と同居を応援しています。
市外居住の方が、新しく厚木市で近居や同居をはじめるための、住宅取得費用や同居、改修費用の補助です。補助金は以下の2種類が設けられています。
住宅取得補助金:子世帯が新しく近居か同居を開始するための、住宅取得経費の一部補助 住宅改修補助金:子世帯が新しく同居を開始するための、親世帯が居住している住宅の改修経費を一部補助 |
補助対象の住宅は以下のとおりです。
住宅取得補助金 |
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住宅改修補助金 |
「間取り変更」 「バリアフリー改修」 「設備の更新」 「浄化槽交換」 これらが世帯員の増加で必要となる工事として認められます
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※住宅改修補助金については、経年劣化に伴う修繕は対象外です。そのため、屋根塗装や屋根修繕の経費は含まれていない可能性が高いでしょう。ただ、住宅改修のために本来かかる費用は抑えられます。その分を屋根塗装や屋根修繕に回すこともできるのです。
【補助金の申請可能対象者】
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補助金額は以下のとおりです。
【基本額】
住宅取得補助金:近居は40万円、同居は60万円 住宅改修補助金:補助対象経費の10分の1(20万円が限度額) |
【加算額】
各10万円
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親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度の問い合わせ先は「厚木市の都市みらい部 住宅課 住宅政策係」です。
中川建装に屋根修理全般をお任せください
中山建装は厚木市超密着で外壁塗装や屋根塗装の他、雨漏り修繕の専門業者です。一級塗装技能士や外装劣化診断士など、屋根修理や塗装の専門家が在籍しています。屋根修理に関わる補助金や助成金情報もお伝えできるため、お気軽にご相談ください。
また、厚木市や相模原市を中心に対応していますが、神奈川県全域の施工が可能な場合もあります。まずはご相談ください。
中山建装へのご相談は、ホームページのお問い合わせフォームをご利用いただけます。電話やメールでも対応可能です。ショールームもありますのでお気軽にご相談ください。
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