大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金とは?使える補助金まとめ
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2024.07.09 (Tue) 更新
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代表取締役の中山です!
大和市にお住まいで、「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」について知りたい皆様。メリットや補助の内容、条件などが気になる方も多いとおもいます。
今回のお役立ちコラムではそもそも不燃化やバリアフリー化するメリットとはなんなのか、大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金の全貌や、それ以外の補助金制度などを詳しく紹介しますので、参考にしてみてください!
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そもそも不燃化って何?どんなメリットがある?
不燃化した建物が増えれば増えるほど、火災発生時に燃え広がりにくくなります。特に地震による火災は、何も対策をしていないと町1つが灰になってしまう可能性もあるため、多くの地域で、不燃化をすすめる動きが活発化しているのが現状です。
特に木造住宅が密集している地域では、火災の延焼拡大で大きな被害が起る危険性も高く、強く推進しています。1戸の住まいだけで考えたとしても、もしもの時の安全性が高くなるため安心です。不燃化するデメリットは何もないため、できれば取り組んでいきましょう。
住まいをバリアフリー化するメリットは?
住まいをバリアフリー化するメリットは、主に高齢者、体の不自由な方、子供や妊婦さんに強く影響します。
高齢者の生活が安心・安全
高齢者になれば、誰でも体力や筋力が衰えるでしょう。40代~50代の頃は何も感じなかった段差で転んでしまったり、浴室やトイレ・階段などで転倒したりする危険性が大きくなります。
バリアフリー化して段差などの転倒リスクを減らせば、高齢者にとって暮らしやすくなることは間違いありません。
体が不自由な方のための住まい作り
体が不自由な方と高齢者のリスクは似ているようで、少しばかり違います。たとえば松葉杖無しには歩けない状況や車椅子での移動が必須の方にとって、階段の上り下りは危険性が高いどころか、不可能かもしれません。
体が不自由な方の行動範囲をバリアフリー化してスムーズに移動できるようにしたり、間取りを変更して、住まいの1階のみで生活できるようにしたりすれば、肉体面だけでなく精神的なストレスも軽減できるでしょう。
子供や妊婦さんのための住まい作り
子供や妊婦さんは、重心のバランスを崩しやすく、住まいのあらゆる場面で転倒してしまうリスクがあります。単にバリアフリー化してフラットな環境を整えるだけでなく、滑り止めや手すりなどがあると危険性を減らせるでしょう。
大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金とは
大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金の対象者と対象建築物は以下の通りです。
対象者 |
・建築物の所有者 ・市税の滞納がない者 ・要支援者、要介護者等の認定を受けていない者(バリアフリー化の場合) |
対象建築物 |
既存の木造住宅(新築を除く)の戸建て住宅、アパート、店舗併用住宅の個人住宅部分 |
上記の条件をクリアしているのであれば、対象となる費用が5万円以上の工事に限り、工事費の2分の1(最大10万円・破風を含む軒先などの改修工事ならば、上限20万円)を補助してもらえます。
施工業者は大和市内の業者であり、「見積書」「領収書」等を市内の住所で発行できる者に限られるため、注意してください。
不燃化改修工事 |
①軒天、破風板等の改修工事 ②外壁の改修工事 ③雨戸、シャッターの改修工事 ④窓ガラスの交換工事 ⑤内装の不燃化工事 ⑥防炎性カーテンの設置工事 ⑦感震ブレーカー交換工事 ⑧ブロック塀等の除却工事 |
バリアフリー化改修工事 |
①段差解消のための工事 ②浴室の改良工事 ③トイレの改修工事 ④手すりの設置工事 ⑤廊下幅の拡張工事 ⑥扉の交換工事 |
大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金は名前の通り、不燃化・バリアフリー化のための補助金です。単に外壁塗装したい、屋根まわりを補修したいという場合は、必ずしも得とは言えないため、注意してください。
たとえば不燃化改修工事として外壁塗装をするなら、不燃塗料を使う必要があるでしょう。不燃塗料は一般的な塗料よりも高価な塗料なので、補助金を無理に受け取ろうとすると返って高くつく可能性が高くなります。
「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」の申請から支給までの流れ
「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」の申請から支給までの簡単な流れは以下の通りです。
①申請する
②交付が決定される
③工事を行う
④補助金を請求する
⑤支給される
このうち、躓きやすいのは「①申請する」「④補助金を請求する」でしょう。どちらも必要な書類がいくつかあり、1つでも不備があると受理されません。
申請について詳しく知りたい場合は大和市役所の建築指導課窓口に相談するのも手ですが、まずは業者に相談してみて見積りをだしてもらい、予算内に収まるか確認してみるとよいでしょう。
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大和市で利用できる!その他の補助金
大和市で利用できる、「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」以外の補助金制度も紹介します。
大和市木造住宅耐震改修工事費等補助金
大和市木造住宅耐震改修工事費等補助金は、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅を対象とした制度です。耐震補強工事費の5分の1と工事監理費用等の2分の1(条件は合計50万円)を支給してもらえます。
条件は限られていますが、補助金額が「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」よりも大きいため、こちらを使った方が費用を抑えられる住まいも多いでしょう。
介護保険における住宅改修費の支給
介護保険を利用した住宅改修費の支給制度です。手すりの取り付けや段差解消などの改修を対象としているため、「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」のバリアフリー化と条件は似ていますが、負担の割合が全く違います。
手すりの取り付けや段差解消などの改修工事をした場合の補助額 |
|
大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金 |
工事費の2分の1(最大10万円) |
介護保険における住宅改修の支給 |
工事費の9割(最大20万円) |
たとえば補修費が20万円だった場合、「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」の補助金額は10万円ですが、介護保険の場合は18万円支給してもらえるため、介護保険の方が負担は少ないでしょう。
子育てエコホーム支援事業(国土交通省)
子育てエコホーム支援事業は国土交通省が行っている事業で、対象者は2005年4月2日以降に生まれた子を持つ世帯か、若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下)のいずれかです。
対象となる工事は断熱改修工事かエコ住宅設備の設置工事となっています。いずれかの工事を含むのであれば、不燃化工事とバリアフリー化工事も補助の対象となり、最大20万円の補助金を受け取れます。
「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」は、破風を含む軒先などの改修工事を含まない限り、最大10万円の補助額となっているため、子育てエコホーム支援事業の方が費用を抑えられるでしょう。
ただし対象となる工事には細かい規定があるため、対象者であるならば、対象の工事が可能か業者に相談することをオススメします。
長期優良住宅化リフォーム推進事業(国交省)
国交省が行っている長期優良住宅化リフォーム推進事業は、条件によって50万円から210万円ほど補助してもらえる制度です。
対象となる工事の中に「三世代同居対応改修工事」「子育て世帯向け改修工事」「防災性の向上改修工事」が含まれているため、「大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」と似ています。
申請方法がとても複雑ですが、申請者は建築物の所有者ではなく、リフォーム工事の施工業者か買取再販業者となっているため、利用できるかどうかは業者に確認しましょう。
大和市不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金を活用して安心・安全な住まいを実現しよう!お問い合わせは中山建装へ
今回のお役立ちコラムでは、大和市の「不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金」の概要と、その利用によるメリットについて詳しく解説しました。火災に対する安全性を高める不燃化改修工事や、高齢者や体の不自由な方々、子供や妊婦さんにとって暮らしやすいバリアフリー化改修工事は、どちらも大切な取り組みです。これらの工事に対する補助金を上手に活用することで、住まいの安全性と快適性を大幅に向上させることができます。
さらに、今回紹介した補助金制度以外にも、大和市では様々な補助金制度が用意されており、それぞれのニーズに応じた改修工事をサポートしています。例えば、耐震補強工事に対する「木造住宅耐震改修工事費等補助金」や、介護保険を利用した住宅改修費の支給など、条件に合った補助金を選ぶことで、より経済的に改修工事を進めることが可能です。
改修工事を検討する際には、まず見積りを依頼し、補助金の対象となるかどうかを確認することが重要です。必要な書類の準備や申請手続きには時間がかかるため、早めの対応を心掛けましょう。
中山建装では、お客様のニーズに合わせた最適な改修プランを提案し、申請手続きのサポートも行っております。
安心・安全な住まいづくりの第一歩として、まずは中山建装の問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、またはショールームへの来店をお待ちしております。あなたの住まいの改善に向けた一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
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