フッ素REVO1000-IRを徹底解明|従来のフッ素塗料を凌ぐハイクラスフッ素塗料
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2024.06.26 (Wed) 更新
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外壁塗装や屋根塗装をする際、事前にどんな塗料を使おうか調べると、非常に多くの塗料があることに驚くと思います。種類別になってるとはいえ、ひとつの樹脂ベースに対し、各塗料メーカーから無数の塗料が用意されているので、どれを使えば良いのかがわからなくなってしまうでしょう。
これは、塗装業者も同じで「この樹脂ベースはどこのメーカーが使いやすい」「耐久性を考えるとこちらの方が」というように、塗料ごとの特徴を把握しなければ、どの塗料を使うべきか悩んでしまうのです。
そのため、塗装業者も「使いやすさ」「耐久性」「ユースコスト」などを総合的に判断して、使用する塗料を厳選している現場となっています。
中山建装が使用する高級塗料の「フッ素塗料」の中で、非常に多くの方から選ばれている「フッ素REVO1000-IR」は、塗装業者の中でも最もおすすめしたい塗料だと言われています。
今回の記事では「フッ素REVO1000-IRの特徴」を徹底解明していきたいと思います。
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フッ素REVO1000-IRのポイント
フッ素REVO1000-IRは、非常に優れたフッ素塗料です。同シリーズにある「フッ素REVO1000」をさらにアップグレードした塗料であり、これまで以上に使いやすい塗料になりました。
その特徴をそれぞれご紹介します。
水性1液性だから手軽
高級塗料の多くは「塗料」と「硬化剤」を分けた「2液性」の製品が多く、長期間の保存ができるようになっています。1液性の場合、どうしても開封後の保存が難しく、酸化し始めたら短期間で固まってしまうのです。
そのため、高級塗料になるほど2液性に分けられているのですが、ここには大きなデメリットも発生してしまうのです。それは「職人によって配合精度に差が生まれてしまう」ということです。
塗料と硬化剤の配合率は、一般的にその製品ごとに適した配合率で混ぜ合わせる物とされています。しかし、その日の湿度や気温、日照方法に合わせて、これまでのデータ・経験で独自ブレンドする職人が多く、またこれが上手くハマるのです。
ただし、配合量は感覚的な部分も多く、数値的に合わせていくわけではないので、上手くいかないことも発生します。配合が失敗すると、硬化時間が短くなってしまったり、全く硬化しなかったりというトラブルが発生します。
早期硬化は滑らかな塗面にならないので、仕上がりが汚くなります。硬化が遅れる・硬化しないという場合、液垂れして地面を汚してしまうでしょう。
一方、1液性は開封後の保存に難がありますが、開封して使用し始める時の安定性は抜群です。塗料メーカーが正確な割合で配合しているため、間違いなく最適なタイミングで硬化し始める状態になっています。
フッ素REVO1000-IRは1液性で作られているので、安定した仕上がりになるところがおすすめポイントになっています。
抜群のロングライフ性能とコストパフォーマンス
フッ素REVO1000-IRの耐用年数は「16〜20年」相当とされています。これは非常に優れた数値で、トータルメンテナンスコストを引き下げることにつながるでしょう。
非常に高性能なシリコン塗料を使用した場合、耐用年数は「15年」ほどです。フッ素REVO1000-IRが20年維持できたとして、60年間でかかるトータルコストを考えてみましょう。
シリコン塗料での施工とフッ素塗料での施工では、およそ20万円程度の価格差があると仮定しましょう。
シリコン塗料 |
1回の工事費用:130万円 メンテナンスタイミング:15年ごと 60年間でのメンテナンス回数:4回 トータルコスト:520万円 |
フッ素塗料 |
1回の工事費用:150万円 メンテナンスタイミング:20年ごと 60年間でのメンテナンス回数:3回 トータルコスト:450万円 |
1回の工事費用として考えると、どうしてもフッ素塗料は高めになってしまいます。しかし、耐用年数が長くメンテナンスの回数を減らすことができ、トータルコストで比較すると、フッ素塗料は確実にコストを抑えられるという点が大きなおすすめポイントになってくるわけです。
優れた遮熱性
フッ素REVO1000-IRとフッ素REVO1000の違いである「IR」の表記ですが、これは遮熱性能の有無を表しているということを覚えておいてください。アステックペイントの縮こまろうの中には、この「IR」表記をされている製品がたくさんあります。
アステックペイントのデータでは、一般的なフッ素塗料とフッ素REVO1000-IRで遮熱性能検査をした結果、施工面の表面温度は「12.8℃」抑えられるということがわかっており、裏面は「9.3℃」の温度差が生まれたという検査結果が出ているのです。
単純な話が、一般的なフッ素塗料は「10℃近く室内側の壁面が熱い」ということです。フッ素REVO1000-IRは温度を抑える能力に優れているので、室内の体感温度を抑えることができるため、エアコンの設定温度を必要以上に下げる必要がなくなるため、結果的に電気代削減にも貢献してくれるということを証明したデータになります。
ちなみに、室温の変化の幅は決して大きくありません。実際の室温変化の幅は2〜3℃ほどしかないということもわかっており、フッ素REVO1000-IRで外壁塗装をしても室温が下がらないという声は非常に多いです。
しかし、遮熱塗料の効果というのは「日傘効果」と同等なので、室温低下ではなく「体感温度の低下」として実感する物だということを覚えておいてください。直射日光を浴びる40℃と、木陰で感じる40℃では、同じ40℃でも木陰の方が涼しく感じるのです。
遮熱性とは、この「陰」の部分を塗料の効果として発揮するという特性を指します。
ラジカル制御による耐候性
フッ素REVO1000-IRのロングライフ性能は、塗料の樹脂成分が破壊されづらい成分が配合されていることが大きな理由になっています。そもそも、塗料が劣化するのは日光に含まれている「紫外線」と、塗料に含まれる「白色顔料」の相性の悪さが原因です。
紫外線が白色顔料に照射されると、そこから「ラジカル」という破壊物質が発生してしまいます。このラジカルは塗料の中を走り回り、樹脂成分のつながりをどんどん破壊していくので、これまでつながっていた樹脂はどんどん孤立していってしまうのです。
その結果、塗装の表面の樹脂がバラバラになってしまい、その現象が「チョーキング」として現れるわけです。
このラジカルを発生させないのは難しく、太陽を完全に防ぐということは基本的にできません。そのため、塗料側でできる対策として「ラジカルを封じ込める」という方法をとったのが「ラジカル制御型塗料」というものになります。
白色顔料の周りにシールド層を作り出すことで、発生したラジカルを不活化させる塗料のことで、フッ素REVO1000-IRはこの制御ができるようになっているのです。
期待できる低汚染性
フッ素REVO1000-IRの塗膜は非常に滑らかで、樹脂同士のつながりも強固であるため、低汚染性に優れるという特性も持ち合わせています。超低汚染と呼べるほどの性能ではありませんが、それに負けないくらいの強靭な塗膜層を形成できるのです。
汚れの付着を防ぐには、とにかく表面の滑らかさが重要になります。見た目に美しい塗料でも、顕微鏡で確認すると意外にも凹凸が確認でき、ここに汚れが付着してしまうのです。フッ素REVO1000-IRはこの凹凸を限りなく少なくすることで、汚れの付着を予防することができます。
防カビ・防藻性能も併せ持っている
汚れの付着が少ないということは、同時に「防カビ・防藻性能」にもつながってくるということを覚えておきましょう。汚れの付着できる凹凸がなければ、カビや藻の胞子も付着することができません。
それだけではなく、平置きした状態でのカビ抵抗試験・藻抵抗試験を行った場合でも、塗装面にこれらの発生がなかったことから、馬王か美声・防藻性をもあった塗料であるということが証明されているのです。
豊富な対応素材
フッ素REVO1000-IRが対応できる素材は、以下の通りです。
- 窯業系サイディング
- モルタル
- コンクリート
- ALC
- 波形スレート
- 金属サイディング など
外壁で使用されるほとんどの素材が対応可能であることから、汎用性の高さが非常におすすめしやすいポイントになっています。
もし、フッ素REVO1000-IRが特定素材にしか使用できない塗料だった場合、他の外壁ではおすすめすることができなくなるので、塗装業者としても扱いづらい塗料の一つに数えられてしまうでしょう。
防錆塗料のように、金属材以外に使用することがないとわかっていても、他に代替えできるものがない製品と違い、色を塗ることがメインの役割である塗料なので、もっと扱いやすい・おすすめしやすい製品があれば、フッ素REVO1000-IRでなければならないという結果にはならないはずです。
外壁の種類を選ばずにおすすめできる塗料、この特性は非常に扱いやすく、余計な在庫を持たずに済むという点でも塗装業者的な感覚から「ありがたい塗料」なのです。
標準色69色からの選択
アステックペイントの標準色は69色あります。その全てが使用できるというのは大きなアドバンテージとなります。
特に、遮熱塗料は「淡色」からしか選べないという製品が多いので、濃色でも遮熱効果をある程度発揮してくれる製品は喜ばれます。ただし、濃色の遮熱性能はどうしても単色に比べると劣ってしまうということも理解した上で選ばなければなりません。
製品データ概要
【製品データ】
◯荷姿…15kg、4kgセット
◯塗布量…0.25~0.35kg/㎡
◯希釈…ローラーの場合:0~5%(清水)、エアレスの場合:5~10%(清水)
◯艶…艶有、3分艶
◯色…アステック標準色69色
【対応素材】
窯業系サイディング・モルタル・ALC・コンクリート・金属サイディング(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム)・波形スレート(外壁)※2・各種旧塗膜
※1フッ素鋼板は除く ※2高圧洗浄有り
JIS規格にも合格
■JIS A 6909 建築用仕上塗材
『可とう性』 合格
■JIS K 5660 つや有合成樹脂エマルションペイント
『容器の中での状態』『塗装作業性』『塗膜の外観』『低温安定性』『表面乾燥性』『隠ぺい率』
『鏡面光沢度※』『耐水性』『耐アルカリ性』『耐洗浄性』『耐湿潤冷熱繰返し性』 合格
※艶有のみ
■『防カビ性』 合格 ※社内試験による(参考試験方法:JIS K 5600 塗料一般試験方法)
■『防藻性』 合格 ※社内試験による
さあ、未来を塗り替えましょう!「中山建装」でフッ素REVO1000-IRの選択
フッ素REVO1000-IRは、単なるフッ素塗料を超えたハイクラスな選択肢です。この塗料は、その優れた遮熱性能、耐候性、そして低汚染性能により、外壁や屋根の塗装に革命的な変化をもたらします。特に、長期にわたる耐用年数とコストパフォーマンスの良さは、60年間のトータルコストを大幅に削減することができ、維持管理の手間も減らすため、非常に経済的です。さらに、豊富な対応素材とカラーバリエーションは、どんな建物にもフィットし、見た目の美しさを長持ちさせます。
フッ素REVO1000-IRを選ぶことは、単に塗料を選ぶことではなく、建物を保護し、将来のメンテナンスコストを削減する投資です。もし、あなたがこれから外壁や屋根の塗装を考えているなら、中山建装が提供するフッ素REVO1000-IRの使用を検討してはいかがでしょうか。
お問い合わせは、問い合わせフォームからでも、メールやお電話でも承っております。また、より詳細な情報を得たい方は、ぜひショールームへの来店をお待ちしております。今こそ、中山建装とともにあなたの大切な建物を守り、美しく保つ一歩を踏み出しましょう。
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