【場所別】自宅で簡単にできる雨漏り箇所の見つけ方を中山建装が解説!
厚木市で地域密着、丁寧施工がモットーの
代表取締役の中山です!
雨のシーズンが到来すれば、気になってくるのが「雨漏り」です。雨の日やその翌日に「雨漏りかな?」と思う瞬間はありませんか?雨漏りは、放置してしまうと住宅全体の構造に深刻な損害を与えかねません。雨漏りの原因となる箇所を早期に見つけることができれば、大きな修理費用を避けることにつながります。
今回のお役立ちコラムでは、自宅で簡単にできる雨漏り箇所の見つけ方について、場所別にチェックできるポイントをお話していきます!
- 屋根
- 外壁
- 窓まわり
- ベランダ
これらの箇所は、雨漏りが発生しやすいとされる箇所です。疑わしいポイントを狙って調べることで、無駄な動きなく雨漏り箇所の発見ができるというわけです。大切なマイホームのために、早急に異常を見つけてあげてくださいね。
▼合わせて読みたい▼
【場所別チェック】自宅で簡単にできる雨漏り箇所の見つけ方
💬「もしかしたら、ここが怪しいかも?」
雨漏りが疑われる場合、その原因となっている雨漏り発生箇所が存在します。水滴がポタポタ落ちていたり、極端に湿気が激しかったりする場合は、周辺もしくは上部を雨漏り箇所としてチェックしてみましょう。
チェックポイントとなる箇所は4つあります。
- 屋根
- 外壁
- 窓まわり
- ベランダ
雨漏り箇所チェックポイント①屋根
屋根は住宅の中で一番最初に雨に濡れる箇所です。屋根があるからこそ、外壁部分や室内が快適に守られているのです。もちろん、雨だけでなく風や飛来物といった脅威にも常にさらされています。だからこそ、経年劣化だけでなく破損によっても雨漏りになる可能性が高いのです。
屋根で雨漏り箇所をチェックするポイントは以下の通りです。
- 屋根材のズレや脱落
- 屋根材のひび割れや欠け
- 板金の浮きやサビ
- 雨樋の詰まり
- 草などの植物の有無
- 漆喰のはがれ(瓦屋根の場合)
- 板金を留める釘の浮き
ズレやひび割れは大きな屋根からすればほんの一部かもしれません。ですが、そんな一部にできた隙間から雨水は浸入してしまうのです。豪雨のような激しい雨ならばなおさらです。
これらのチェックポイントは、屋根にのぼらずに確認することもできます。もちろん位置によってはのぼらなければわからないところもありますが、2階部分や地上から双眼鏡で見てみたり、写真を撮ってみたりして確認しましょう。
写真であれば拡大することもできるため、細かな部分をチェックすることができますよ。自分で屋根にのぼるのは、転倒や屋根材を傷つけるといった危険が多すぎるのでおすすめしません。
雨漏り箇所チェックポイント②外壁
一般的に外壁で劣化しやすいのは南面とされています。太陽光があたりやすい部分なので、紫外線によって劣化が進行している可能性が高いのです。もちろん、陰になる北側もカビや藻などの発生リスクはあります。
こういった劣化傾向を意識したうえで、外壁の雨漏り箇所チェックをしてみましょう。
- ひび割れ
- はがれ
- 浮き
- 部分的な雨しみ
- 変色や色あせ
- カビや藻の発生
- シーリングのひび割れやはがれ
- チョーキング
チョーキングとは、チョークを触ったように白っぽい粉がつくことです。外壁を触って白い粉が手についたら、塗料の成分が表面化して機能性が低下している証拠です。塗膜の機能性低下は防水性の低下に直結します。
カビや藻は、一見雨漏りに関係ないように思えるかもしれませんが、じわじわと防水性の低下をひきおこします。外壁の雨漏り箇所をチェックするときには、屋根と同様に2階部分や高所は写真や望遠鏡で対応しましょう。
雨漏り箇所チェックポイント③窓まわり
窓まわりは、窓枠やサッシ部分に注目してみましょう。つなぎ目部分の防水機能が低下している場合、雨漏りの原因となります。
- 窓枠やサッシ周辺の外壁のひび割れ
- 窓枠やサッシのシーリングのひび割れやはがれ
- 窓ガラスと窓枠のパッキンの劣化
- 雨戸部分の破損
- 引き違い部分の隙間
2枚のガラス戸をスライドして開閉する引き違い窓は、一般的な住宅にも多く採用されています。引き違い部分の隙間から風が吹き込むことで、雨水が侵入する可能性があります。大型台風時や豪雨のような横殴りの雨には注意が必要です。
窓は開閉することで負担が蓄積し、角から外壁にかけてひび割れが発生しやすくなっています。南に面した部分ではシーリングが熱や紫外線で劣化しやすいため注意しておきましょう。
雨漏り箇所チェックポイント④ベランダ
ベランダは屋外に面していることから、劣化や破損によって雨漏りが発生する可能性は大いにあります。
- 雨の翌日に水たまりがある
- 防水層の割れやはがれ
- 手すり笠木の老朽化
- ベランダ下の軒天の雨しみ
- 排水溝の詰まり
ベランダでは、排水機能が低下することで雨水が処理しきれず、雨漏りにつながることもあります。そうなると、ベランダ下の軒天に水が漏れて雨しみができることがあるのです。大雨シーズンや台風がやってくる前には、排水溝の詰まりを確認しておきましょう。
雨漏り箇所を見つけるための室内チェックポイント
💬「雨漏り箇所を見つけたいけど、まだ雨が続いていて難しい」
💬「雨漏りしているかどうかも怪しいけど、どこかで水が漏れている気がする」
雨漏り箇所は室内にあらわれる症状から推理することもできます。室内でチェックできる雨漏り症状には以下のようなものがあります。
- クロスがはがれてきている
- 天井の照明器具に水が溜っている
- どこからかカビ臭さがある
- 屋根裏や床下にカビや腐食がある
- 水滴落ちているような音がする
- クロスに黒カビやしみができている
雨の日が続いている場合は、室内でこれらのことをチェックしてみましょう。水滴音や水の蓄積は雨の日であれば気づきやすいポイントです。室内に雨漏り症状があらわれている場合は、その箇所に近い天井や内壁で雨漏りがおきている可能性があります。
自分で特定が難しい場合は雨漏りの専門家に依頼しよう
💬「屋根のどこかで雨漏りがおきている気がするけど、地上からは特定できなかった」
💬「雨漏り箇所かな?と思うところ以外でも雨漏りしている気がする」
雨漏りはプロであっても原因特定が難しいといわれているほど、難易度の高いものです。さらに、1箇所だけでなく数ヶ所で同時に発生することもあります。雨漏りの原因がわかるということは、発生している箇所を特定できているということです。自分で雨漏り箇所を見つけられるのは、実はすごいことなんですよ。
ただし、屋根や住宅上部の高所になるところで発生している場合は、なかなか隅々まで様子を見ることが難しくなります。屋根にのぼると、転落や屋根材を破損させるリスクも高いため、プロにまかせるのが最適です。業者であれば、複数おきているかもしれない雨漏りも見つけられることでしょう。目視だけでなく、サーモグラフィーやドローンなどの機器を使って調査も可能です。
「なんとしてでも自分で雨漏り箇所を見つけたい!」と躍起にならず、わからないときには潔く業者を頼りましょう。雨漏りはスピードが命です。迷っているその間も、雨漏りは刻一刻と悪化しています。
「雨漏りかな?」と思ったら中山建装にご相談ください
雨漏り箇所を見つけるためには、雨漏りが発生しやすい箇所をおさえておくと便利です。屋根などの高所は危険なので、絶対に無理をしないでくださいね。
中山建装では、雨漏り診断を無料でおこなっております。迅速に対応できるように努めておりますので「雨漏りかな?」と感じた時点ですぐにご連絡ください。雨漏りは早期発見が重要です。マイホームの資産価値や耐久性を守るためにも、できるだけ早く業者を頼ってくださいね。
当社では、診断から見積書の作成まで無料でおこなっておりますので、修理業者選びの候補としてもお声がけください。