厚木市の外壁塗装屋さん|屋根リフォームと一緒に作る人気のデザイン
2024.03.12 (Tue) 更新
厚木市で地域密着、丁寧施工がモットーの
代表取締役の中山です!
リフォームをする際、毎年少しずつ流れが変わっていきます。そして、少し前から多くの方が求める人気デザインが、和風と洋風の調和が楽しい「和モダン」です。
この和モダンですが、実は理想とするデザインにもに近づけるために、いくつかのポイントをしっかりと押さえないと「大失敗」します。
今回のお役立ちコラムでは「失敗しない和モダンの作り方」を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。理想的なデザインを実現しましょう!
洋風と和風の調和「和モダン」を目指す時のポイント
和モダンを目指すには、和風と洋風を最適なバランスで調和させなければなりません。ここでバランスの取り方を間違えると、取り返しがつかないほどの大失敗になってしまうので、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
洋風と和風の調和「和モダン」を目指す時のポイント①|色使い
和モダンを作るためには、絶対に「ベースを間違えてはいけない」ということを覚えておきましょう。他の和モダンと被ることを嫌い、自分だけはと気を衒ってしまうと、絶対にまとまらなくなります。多くの事例を見てきた上で、和モダンは「基本に忠実が重要」だということを、ここではっきりとお伝えしておきます。
多くの場合、瓦屋根を生かした和モダンを作っていきます。屋根リフォームの際、どれだけ頑張っても「高い位置にアクセントカラーを入れるのは難しい」です。つまり、屋根のリフォームをしても、高い位置はダークトーンが基本だということです。
それを踏まえて、どこまでであれば明るいトーンの色を使えるかを考えてみましょう。
グレー系は、比較的使いやすい明るめの色になります。これも、あまりに明るい「クールグレイ」や「ブルーグレイ」は、外壁とのバランスをとる際に色飛びしやすいので、おすすめしません。
グリーン系は、暗めの色でもしっかりと主張するので、少し明るくして外壁を目立たせるとバランスがとりやすくなります。今回は「ジェードグリーン」を挙げましたが、大胆に「フレンチグリーン」ぐらいまで明るいものを使っても問題ありません。
若干明るすぎるオパールグリーンは色飛びしてしまいます。
そして、ブルー系は間違いなく「トーンを落とした方がバランスが取れる」でしょう。外壁色の「エレクトリックブルー」まで明るくしてしまうと、屋根が主張しすぎてバランスをとりづらくなります。
おすすめはスカラブルー程度の明るさまでです。ベストは「ラピスラズリ」の濃さと艶の出方でしょう。
既存色を生かす「透明色」もあり
屋根のリフォームでしっかりと新たな色で屋根塗装するのはもちろんおすすめですが、経年劣化による「風格」や「ヤレ」を楽しみたいという場合は、あえて色を入れずに「クリヤー」で仕上げるという選択もできます。
ただし、多くの場合「屋根をクリヤーで仕上げることはしない」ということを覚えておきましょう。なぜなら、屋根塗装を施す目的が「美観」を重視していないからなのです。
屋根塗装をする際、多くの方が求めるのは「遮熱性」です。そのため、劣化した屋根色をそのまま引き継ぐ意味はあまりないというのが現実で、クリヤー仕上げをするのは専ら外壁塗装の際です。
そして、屋根の遮熱性を考えた時、バランスよりも効果を期待するため「ハイトーン」を選ぶようにおすすめしています。つまり、遮熱性を求めるのであれば、明るい色の屋根の方が効率的だということです。
これは、和モダンを目指す上でとても難しい選択です。しかし、ハイトーンの屋根でもある程度まとめ上げることはできます。ただし、理想とする和モダンからは少し方向性が変わる可能性もあるので、そこを理解しておきましょう。
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吹付け塗装も和風モダンにマッチする
和モダンを作っていく上で、外壁塗装にも目を向けなければなりません。そして、和風を取り入れる方法の一つとして「吹付け塗装」が便利なことを覚えておきましょう。
和風モダンにマッチする吹付け塗装①|リシン
砂壁のように細かくざらつかせた塗装です。1970年以前からある塗装方法で、耐久性の高い塗料を使用することで長期間上品な外壁がキープできます。
リシンの良さは「艶感を抑えた上品さ」です。砂状の凹凸が無数にできるため、艶消し塗料で落ち着いた雰囲気をイメージして作り上げるのがポイントです。
和風モダンにマッチする吹付け塗装②|スタッコ
リシンを厚く塗ることで、立体感を生み出したのがスタッコです。骨材に砂状のものとセメントを混ぜることで厚みを生みやすくしています。リシンに比べ、若干艶感を出せます。そして、厚みのおかげで暖かさを感じさせる外壁になるでしょう。
スタッコの良さは「柔らかな雰囲気」です。主張しすぎないものの、しっかりと起伏の陰影が見える面白い外壁ができるでしょう。
和風モダンにマッチする吹付け塗装③|スキン
高級感を持たせたければ、間違いなく「スキン」を選ぶべきです。骨材の粒の大きさは中粒程度の砂や砂利をメインに使用しています。これをうまく使うと、和モダンが一気にハイレベルのものに仕上がっていくでしょう。
スキンの良さは「重厚感と高級感」です。スキンは、スムージングしていない岩の断面のように仕上がります。うまく溝切りをすると、岩のブロックで外壁を作っているような見た目になるため、外壁タイルのように見せることができるのです。
和風モダンにマッチする吹付け塗装④|吹付けタイル
耐久性の高い吹付け塗装をしたければ「吹付けタイル」がおすすめです。表面の意匠が面白い塗装ですが、汚れが溜まりやすいのが若干おすすめしづらいところです。しかし、骨材が剥がれやすいということもないので、吹付け塗装の中ではかなり使用頻度が高いのは事実です。
そして、他の塗装方法とは違い、粘度の高い主剤を吹付けた後に塗料を塗っていくので、超低汚染塗料などで仕上げていけば汚れやすさも緩和できます。
吹付けタイルの良さは「長寿命」なところです。最近では上塗り材がとても高品質になっているので、元来デメリットとしてあった汚れに対しても対策が講じられます。また、白系が多かった吹付けタイルも、それぞれが望む色で仕上げられるようになっています。
「和風」を取り入れすぎないのが和モダンのポイント
屋根のリフォームと同時に和モダンへのテイスト変更をしていく際、ポイントとなるのは「和風と洋風のバランスの取り方」だということはお伝えしました。そして、同時に「ベースを間違えてはいけない」ということをお伝えしたと思います。
この「ベース」は和風と洋風のどちらになるのでしょうか。実は、どんな時でもベースは「洋風」にしておくことがポイントになるのです。もちろん、既存の建物が洋風になっていないという場合もあります。
そんな時、一気に洋風に持っていけるのが「屋根の印象」なのです。
洋風建築であれば、屋根をダークトーンに持っていくことで和風色を出していけます。しかし、和風建築では、すでに「THE・和風」で仕上がっているため、屋根を明るくすることで一気に洋風色を強くするという力技を使ってみましょう。
和風を多く取り入れてしまうと、どんな建物であっても「和風建築」になってしまいます。和数をできる限り抑えて、洋風の中に和風が吹き込んできたというイメージを持っておくと、理想的な和モダンに仕上げていけるでしょう。
和モダン塗装ならば中山建装におまかせください!
和風と洋風を調和させる際は「和風2、洋風8」ぐらいの割合に仕上げていくことを目指してみてください。それほどまでに和風には力があります。和風が4も入って仕舞えば、ほぼ和風になってしまうでしょう。
このポイントをしっかり押さえれば、きっと理想とする和モダンに近づけるはずです。
中山建装ではこれまで数多くの塗装工事を手掛けてきました。デザイン塗装に関しても多くの施工実績がございます。おしゃれな塗装をご検討中ならば、ぜひ当社にご相談ください!
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